「リアル」だけじゃない。心に響くドラマ。

第1章を読み終わった時点で、このレビューを書いています。

とても面白い物語ですが、
何故わたしが面白いと思っているかは自分自身でもハッキリわかっていません。
それでも自分の言葉でレビューは書きたいなと思いました。
そう思わせるだけの不思議なチカラがある物語です。

それで、あんまりに下手くそなレビューにならないように。
と他の方のレビューをすこし読ませていただきましたが、
「リアルな」という言葉を使用しているレビューが多かったように思います。

たしかにリアルだなと思う人物像や状況はたくさんありました。
そして、同じカクヨムの書き手としては、リアルだと思わせる物語を描くチカラがあるのは羨ましい。

でも、考えてみればリアルってなんなんでしょう。
我々の日常生活は、だいたい昨日や明日と同じ日常を繰り返すばかりで、誰かの目にも留まることはありません。

そんな「リアルな物語」に魅力があるのは、きっと心の撮影が上手だから。
不合理な気持ちを理解できるように、わかるはずのないものをわかってしまうから。

どこか遠くの誰かや、その親しい人に響いてほしいドラマです。

あまりまとまっていないレビューになってしまいましたが、
最後まで読んでいただいた方がいたら嬉しいです。

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