読んだことが現実になる呪いの本

いじめという行為がある。それと勇者の物語とを絡め、呪いの本が効果を発揮する。
この年齢の少女たちの心の難しさ、どこか不穏な気配、呪いの本。
一度読み終えたら本の内容を見返して欲しい。きっと新たな発見があるはずだ。
最後の最後、どうにかしようという主人公が思考を巡らせる様は必読です。
安心したり不安になったりドキドキしたり、感情をジェットコースターのように動かしてくれる作品でありました。
ぜひ読んで、この呪いの本によって組み上げられた世界を堪能して欲しい。

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