第13話 秋葉久しぶりの運動なんです。
7/31(日)気温31度
・成瀬家午前8時 秋葉の部屋
「秋葉、起きて〜もう8時よぉ」
「ん〜、むにゃむにゃ」
「もう秋葉、朝ごはんできてるわよ」
ん〜、今日の朝ごはんはなんだろうなあ
「ふわぁー、おはようママ」
「おはよう、秋葉」
「ママぁ、今日の朝ごはんなあに?」
「今日はご飯とおみそ汁、焼き魚と目玉焼きよ」
「やったっ!」
「じゃあ、ママ先にリビングに行ってるから」
「うん、すぐに行くよ!」
僕はパジャマのままリビングに行った。
「おはよう、秋葉君」
「おはようございます、夏帆さん」
「おはよう秋」
「おはよう、彩希ねえ」
僕は夜中のこともあって夏帆さんを見るとドキドキしていた。僕は夜中、夏帆さんに精子を流し込まれた。僕は今でもあのことを思い出すと精子の味が微かによみがえった。
「秋葉、ご飯できてるわよ」
「あっ、はーい」
僕はすぐに席に着くと朝ごはんを食べ始めた。
「いただきまーす!」
「めしあがれ」
僕はあのことを思い出していた。夏帆さんのおちんちん長くて、先太りしてておっきかったなあ。僕のおちんちんもあれくらい大きければ自信がつくと思うんだけどなあ。僕のサイズでも十分大きいと思っていたけどやっぱり上には上がいるのか。けど流石に夏帆さんより長くて太いおちんちんはないよな。
「秋葉?大丈夫?」
「ん?あーっ、ちょっとぼーっとしちゃって!多分起きたばっかりだから、、」
「そう?それならいいのだけど」
ママは何か納得していないような表情だった。僕はまた考えてしまわないようにすぐに朝ごはんを食べ終わることにした。
「おいしかった!ごちそうさまでした」
「おそまつさまでした」
そういえば今日は何しよっかなあ。特にやることはないし。勉強をやるのもいいと思うけど流石に毎日勉強は疲れるし休みたい。彩希ねえと夏帆さんは何するのかな。
「彩希ねえは今日何かするの?」
「今日は鬼ごっこよ、夏帆と一緒に」
「二人で!?」
「いいえ、三人よ?」
「三人目って、ママ?」
「ママじゃないわよ、あんたよ秋」
「あっ、僕?」
「そう」
「僕!?」
「何驚いてんのよ?」
「だって、彩希ねえ足速いし、夏帆さんだって絶対運動できるし、そんな中に僕なんかが入っても、」
「ちなみに言っとくけどあんたに拒否権なんてないから」
「拒否権ないの!?」
「だってあんたどうせ暇でしょ?」
「まあ」
「じゃあいいじゃない」
「うん、っていうかどこでやるの?」
「近くの公園よ」
「彩希、公園って歩いてどんくらいかかるの?」
「そうねえ、まあ2分ってとこかしら」
「へえ、その公園ってあそこ?」
夏帆は立って指を指す。そこにはサッカーゴールと隅にブランコと滑り台がある広い公園があった。
「いくら僕でもあんな広いところでやったら絶対捕まらないって」
「さあ、それはどうかしら?」
彩希ねえが余裕の表情で言う。
「彩希、そろそろ行かない?もう走りたいんだけど」
僕はまだパジャマだというのに二人はもう行く気満々だ。その二人もまだパジャマなんだけどね。
「まさか彩希ねえと夏帆さんパジャマのままで、、、?」
「あんた、バカなの?」
「あははっ、秋葉君は面白いなあ!」
「ですよね、あははっ」
彩希ねえのその生ごみ見る目で見てくるのやめてほしいなあ。その目で僕のおちんちんを見られたら大きくなりそうだからやめてほしい。
「ほら、あんたもさっさと着替えてきなさい」
「わかったよ」
僕は朝ごはんを食べ終わったばかりだったがすぐに自分の部屋に戻って着替えることになった。
・成瀬家午前9時 秋葉の部屋
「何着てこうかなあ、動きやすいほうがいいよね」
僕は部活の練習着を着ることにした。ちなみに僕の所属している男子バレーボール部は強豪校だ。僕はスタメンでセッターをやっていて、県大会にも出場したことがある。大学に入ったらまたバレー部かバレーサークルに入ろうと思っている。近いうちに男女混合でバレーの一般の大会があるらしいからそれにも出ようと思っている。
「これでよしっと」
僕は白色の練習着に決めた。背中には黒色で一球闘魂と書かれている。僕は着替え終えると階段を下りてリビングに向かった。
「彩希ねえ、夏帆さん準備でき、、、っ!」
「ん?なによ?」
「どうしたの、秋葉君?」
「その~、非常に言いにくいんですけど、、、」
「なによ、言ってみなさい?」
「彩希ねえと夏帆さんの服装、」
「服装?動きやすくていいじゃない?」
「いや、動きやすいとは思うんだけど、」
「思うんだけど?」
「秋葉君、顔赤いよ?」
「し、下着が、、透けてる」
リビングに沈黙の時が流れた。だが、その沈黙は長くは続かなかった。
「あはははっ!秋葉君可愛いね、下着透けてるの気にしてくれたの?やっさしー!」
「キモっ、どこ見てんのよ」
彩希ねえは黒色のスポブラで、夏帆さんは白色のスポブラかあ、、、絶景だ。
「こういわれるから言いたくなかったんだよ」
最近、罵倒されるのがちょっとうれしく感じてる自分がいる。
「けど、秋の考えるようなことなんてこんなことだし、大体想像つくわよ」
「まあ、確かに秋葉君の言う通り透けちゃってるけど、もしものことがあったら秋葉君に助けてもらえばいいし」
「もしものことって?」
「例えばぁ~彩希お姉ちゃんと私がキモデブ男にトイレに連れ込まれて無理やり犯されそうになったときとかぁ~」
「ちょ、あんた何言って」
「何って、もしものことについて言ってるのよ?」
「私たちがそんなやつらにお、犯されるわけないでしょっ!」
「わかんないわよ?彩希なんて私よりも襲われやすいのよ?」
「なんでそんなことが言えるのよ?」
「そりゃあねえ、そんな男が抱きたい要素をすべて詰め込んだようなあんたに男が寄り付かないわけないじゃない」
「たしかに」
「秋も納得しないで!」
「、はい」
「けど言われてみればたしかに男の子が好きそうなスタイルしてるわよね、彩希は」
「もう、ママまで!」
「ほら、やっぱりお姉さんから見てもそう思いますよね?」
「ええ、そう思うわね」
「まあ、そういうこともあるからその時はよろしくね?秋葉君」
「わかりました」
普通にわかりましたとか言っちゃったけど流石に襲われるなんてことないよね。昼間だし、交番近いし。
「もうっ、あんたたち私のことなんだと思ってるの?」
「え?歩くおかず」
夏帆が当たり前のような感じの顔で言った。
「あんた、捕まえたら絶対〇す」
「こわっ」
それが久しぶりに会った友人に言う言葉かよ。怖すぎだろ。
「で、あんたはどう思ってるの?」
「ぼくっ!?」
「当たり前じゃない、あんたと夏帆に聞いてたんだから」
「僕は彩希ねえのことを、、、」
ここは彩希ねえの逆鱗に触れないように、、、
「低身長で優しい姉」
「あん?低身長?」
あっ、終わった。
「あんたも捕まえたら処刑ね?」
「いや、平気で人〇すのやめない?」
「あんたたちが悪いのよ?せめてもの償いだと思って私に〇されなさい」
「怖すぎ、僕行くのやめ、」
「言ったでしょ?あんたに拒否権はないって」
「あっ、そうでした」
「じゃあ行きましょ」
「うん!行こ行こ!」
「はい」
なんで夏帆さんそんなに元気なんだろ、もしかしたら男に襲われる前に彩希ねえに〇されるかもしれないのに。
「じゃあママ、行ってくるわ!」
「はーい、変な人がいるかもしれないから気をつけなさいね」
「わかってるわよ!」
「秋葉、その時は彩希と夏帆ちゃんを守ってあげてね」
「うん、任せて!」
「「「じゃあ行ってきまーす!」」」
「いってらっしゃーい」
「うわっ、外暑すぎじゃない?」
「そうかしら、このくらいならまだ涼しいほうだと思うのだけど」
「私もあんまり暑いとは思わないなあ」
なんだこの人たち、暑さに耐性があるのか?
「彩希なんて陸上部だからこのくらい普通か」
「そうね、まだ涼しいと思うくらいよ」
「夏帆だって水泳部とは言ってもそんなに暑くはないでしょ?」
「まあね、まあアップと筋トレは外でやるけど、そのあとは基本水の中だからあんまり暑さ感じないんだけどね」
彩希ねえは陸上部で、夏帆さんは水泳部だから常に外にいるから耐性がついているのか。
「秋葉君は室内部活だからじゃないかな?」
「言われてみれば、体育館の中は大きい扇風機があるし、カーテン閉めてるから日は当たらないし」
「でしょ?多分それだと思うよ」
「そうですね、自分はこの気温でもめちゃくちゃ暑いですね」
そんなことを話しているともう公園に着いた。
「二人とも、着いたわよ」
「久しぶりだなあ、この公園!」
「夏帆さんは来た事あるんですか?」
「昔ね、幼稚園の頃彩希とお姉さんと私と涼香ちゃんっていう子でよく来て鬼ごっこをしてたんだよ」
「へえ~そうなんですね、涼香ちゃんっていう人はどんな子なんですか?」
「涼香はねえ、幼稚園のころは物静かな子だったけど鬼ごっことかほかにも遊んでいるときはよくしゃべってよく笑う子だったね」
「涼香さんか、いつか会ってみたいなあ」
「やめときなさい」
「なんで?」
「どうせあんたのことだから涼香ちゃんをおかずに一人でシコシコしちゃうでしょ?」
「そ、そんなことないとは言い切れないけど、、」
「あははっ、秋葉君はこんなに可愛い顔してるのに考えてることは雄丸出しなんだね」
「ま、まあ」
「とりあえず、鬼決めましょ?」
「そうだね」
「じゃんけんで決めましょ」
「最初はグーっ!」
「「「じゃんけん、ポンっ!」」」
「あちゃあ、私が鬼かあ」
「じゃあ1分数えたら捕まえに来ていいわよ」
「はーい」
「じゃあ、よーいスタート!」
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