第32話 ホテルはすごく豪華なんです。
8/6(土)気温40度
・ホテルHOTsperm 入り口前12時半
「成瀬君、ここだよ」
「ここって、、、」
僕は急遽恵茉ちゃんと一緒にお泊りすることになり、ママと彩希ねえに連絡を入れて了承をもらってホテルの前まで来たわけだが、、、。
「ホテルの名前、、」
「ん、名前?」
ホテルの名前って案外こういう名前でもいいのだろうか?いくら何でもホテルHOTspermはどうなんだろう。直訳するとHOTは熱い、spermは精液。ホテル熱い精液はどうなのだろうか、家族で来たら若い親だったら子供の前でもおっぱじめそうだ。
「ま、まあ何でもないや!」
「そう?」
「うん、入ろ入ろ!」
僕は恵茉ちゃんと一緒にホテルの中に入る。
ウイーン
「いらっしゃいませ!」
僕と恵茉ちゃんがホテルに入ると背の高いイケメンなお兄さんと受付の綺麗な女の人が笑顔で挨拶してくれた。
なんだ、やっぱり普通のホテルか、なんか心配して損したな。
「おじい様から聞いております、笹木様には当ホテルのスイートルームをご用意しております」
「お部屋は10階になります、スイートルームには温水プールやスポーツ施設も完備しております」
「スイートルームすっげえ!」
「そうだね」
「施設だけでなく様々なシチュエーションに合わせて色んな道具やコスチュームもご用意しているので是非ご活用ください」
「シチュエーション?」
「はい、どのようなジャンルでも対応しておりますのでご安心ください」
「10階はスイートルーム一部屋しかありませんのでどんなに夜遅くでも安心して声を出し下さい」
「ありがとうございます」
「いえいえ、さあお部屋に案内します」
僕と恵茉ちゃんはイケメンなお兄さんに着いていきエレベーターに乗り10階に到着した。
「ここがスイートルームの扉です、指紋認証式の扉となっておりますので二人の指紋をここにお願いします」
僕と恵茉ちゃんはお兄さんに言われたように自分の指紋をタッチパネルに押し当てる。
「これでもう二人以外の人は入ることができず、スタッフでさえ入ることができません」
「ご不明な点がありましたら部屋の中にあるタブレットからお電話ください」
「ごゆっくりおくつろぎくださいませ」
お兄さんは一通り説明を終えるとエレベーターで下に降りて行った。
「成瀬君、入ろ?」
「うん」
僕は指紋を扉のタッチパネルに押し当て扉を開けた。
「うわああ!」
「すごーい!」
部屋の中に入ると普通のホテルの部屋や学校の教室、キャンプ場、メイド喫茶などの色々な場所が細かく再現されていて、部屋のサイズはありえないくらい大きかった。
僕と恵茉ちゃんはとりあえず荷物を棚の中に入れると部屋の中を見て回った。
「え、、これって?」
僕は棚の横に置いてあった籠の中の瓶を手に取る。その瓶は透明な瓶でパッケージには性欲増強と書かれていた。それ以外にも籠の中に瓶は何本も番号が書かれた状態で置かれていた。
「ま、まあ普通のホテルでそういうことする人たちもいるのかな」
それにスイートルームでいろんな場所が再現されてるし、、、あ。
僕はお兄さんが言っていた言葉を思い出す。「施設だけでなく様々なシチュエーションに合わせて色んな道具やコスチュームもご用意しているので是非ご活用ください」もしかしてここって、、、。
僕は恵茉ちゃんが部屋に夢中になっているうちにタブレットでこのホテルについて聞いてみることにした。
差出人:スイートルーム
宛先:フロント
件名:質問
荷物入れの棚の横にある籠の中に瓶が何本もあるんですけどこれは何に使うものですか?
それとここのホテルはもしかしてラブホテルですか?
送信
ピロン
よし、これで送れたのかな。あとは返信を待つだけだけど恵茉ちゃんに返信を見られるわけには、、、。
ピロン!
はやっ!
僕は異常な速度で返ってきた返信を見た。
差出人:フロント担当内藤
宛先:フロント
件名:ご質問(返信)
荷物入れの瓶について
瓶のキャップの上面に番号が書かれています。
以下瓶の内容となります。
①性欲増強
②敏感
③ショタ化
④ロリ化
⑤巨根化
⑥巨乳化(F)
⑦爆乳化(J)
⑧貧乳化(A)
⑨超敏感
⑩母乳
⑪大量射精
⑫特濃射精
⑬ふたなり化
⑭ドS化
⑮ドM化
⑯女体化
巨乳化等のカップの変更、巨根化のサイズ変更等がございましたら対応いたしますのでご連絡下さい。
二つ目の質問:回答
当ホテルは最高級ラブホテルとなります。
・またご不明な点等ございましたらご連絡ください・
やっぱりここはラブホかっ!それとこのたくさんの瓶にこんな効果があるなんて、、、信じがたいなあ。
「どうかした?」
「うわぁっ!」
僕が瓶を持って考えていると恵茉ちゃんが声をかけてきた。
「な、なな、なんでもないよ」
僕は慌てて持っていた瓶を背中に隠す。
「ふーん?」
「あっ」
僕は背中に隠していた瓶を恵茉ちゃんに取られた。
「え、、、これって」
恵茉ちゃんの顔はどんどん赤くなっていき僕まで顔が熱くなった。
「な、なんか置いてあったんだよね」
「そ、そうなん、だ、、ふっ、ふふっ、、」
僕は恵茉ちゃんの顔をちらりと見ると恵茉ちゃんは少しだけ笑っているように見えた。
「ど、どうしたの?」
「何でもないよ」
恵茉ちゃんは僕にニコッと笑ってメイド喫茶に行ってしまった。僕はばらばらになった瓶をもとの位置に戻して恵茉ちゃんの行ったメイド喫茶に向かった。
「い、いらっしゃいませ」
僕がメイド喫茶に入ると恵茉ちゃんがメイドのコスプレを着て恥ずかしそうに出迎えてくれた。僕は恵茉ちゃんの可愛すぎるお出迎えに心を打ちぬかれた。
「可愛すぎるっ!」
「そ、そうかな?」
「うんうん!」
「恵茉ちゃんスタイル良いから少し際どいけどそれがまたそそるんだよ!」
「え、、、」
「あ、、、」
僕はまたやってしまった。可愛すぎるからついつい制御できなくて口が先走ってしまう。
「私なんて、スタイル良くないよ」
恵茉ちゃんは世の男性をどれだけムラムラさせているのか自分では気づいてないのか。恵茉ちゃんのおっぱいもめちゃくちゃエッチだけど太ももとかも破壊力は凄まじいな。黒と白のミニスカの下にムチっとした太ももがチラリと見え隠れする、、最高だ。ずっと眺めていたいが眺めていると絶対視線でバレる。それに数秒前にまた恵茉ちゃんにセクハラ発言をしてしまったばかりだし。けど、恵茉ちゃんがスタイル良くないっていうのは全力で否定する。
「いやいやいや、恵茉ちゃんは絶対誰が何と言おうとスタイル良いよ!」
みんなも恵茉ちゃんを見たら無意識にズボンを下ろして鼻息荒くしてガッチガチになったペニスをシコシコして汚いザーメンを
「そ、そっか」
恵茉ちゃんの顔はまたさっきと同じように笑っているように見えた。
・・・ふふふっ成瀬君、私のことエッチな目で見てくれている。
「恵茉ちゃん?」
「ん、どうかした?」
「い、いや何でもない、、よ」
なんか恵茉ちゃんの表情が変わったような、、気のせいか。
「それにしても恵茉ちゃんのメイド姿すっごくかわいいね!」
「成瀬君にそう言ってもらえるとすっごく嬉しいな」
まじで恵茉ちゃん可愛すぎないか!?
・ホテルHOTsperm スイートルーム午後13時半
「なんかお腹空いたなあ」
「そうだね、さっきメイド喫茶の冷蔵庫に食材があったよ?」
「一応タブレットで料理も頼めるみたいだけど、冷蔵庫の食材で作る人もいるみたい」
「恵茉ちゃんが良ければ料理作ってくれない!?」
「私の料理なんか食べても美味しくないよ?」
「そんなことないよ、絶対美味しいって!」
「成瀬君がそう言ってくれるなら、、、やってみるね」
「服どうしよう?」
恵茉ちゃんは料理する服を決め悩んでいた。服は普通のメイド服だけでなくチャイナ風のメイド服や布面積の少ないセクシーなメイド服、ロングタイプで足が見えないメイド服、アイドル衣装のようなメイド服などがあり恵茉ちゃんは色んなメイド服を見てうなっていた。
「あ、あの成瀬君」
「どうしたの?」
「もしよかったら成瀬君が私の服、決めてくれない?」
「いいの!?」
「私、、成瀬君に見てほし、くて」
恵茉ちゃんのこと襲っていいかな?恵茉ちゃんは気づいてないと思うけど恵茉ちゃんと二人きりでいるときから僕のアレはバッキバキになっている。そうだ、今は僕のアレについてはどうでもいいんだ。今は恵茉ちゃんに似合うドエロイ衣装を、違う違う!今は恵茉ちゃんに似合う衣装を!
「恵茉ちゃん可愛いからどんな衣装でも可愛いから迷うなあ」
数分後・・・
「恵茉ちゃん、決まった!」
僕は決まった衣装を恵茉ちゃんに渡すと恵茉ちゃんは衣装を持って更衣室に行った。すると、恵茉ちゃんは数分もしないうちに更衣室から出てきた。
「ど、どうかな?」
「すごい、、、すごいよ、、、すごい、すごい、、、」
僕は恵茉ちゃんの姿を見てすごいしか口から出てこない。僕の選んだ衣装は体のラインが強調されるピッチリとしたチャイナ風のメイド服だ。胸の部分は谷間が、太ももは肉付きの良いムチっとした感じが強調されている。もうこれは芸術だ。この格好で四つん這いとかになってもらいたいものだ。
「すごい?」
「恵茉ちゃん可愛すぎるよ、、、」
「成瀬君が喜んでくれて、よかった」
恵茉ちゃんは僕にニコッと笑って見せた。
「あのー成瀬君?」
「・・・」
「成瀬君?」
「は、はい?」
やばい、可愛すぎて意識がどっか行きかけてた。
「さっきあった瓶のことなんだけどぉ~」
恵茉ちゃんはもじもじしながら僕に聞いてくる。
「どれか試しに飲んでみない?」
「恵茉ちゃん、マジですか?」
「うん、本当に効果あるか気にならない?」
「た、確かに、、、」
「じゃあ成瀬君が私のと自分ので合計4本持ってきて」
「4本!?」
「一人二本ずつでどうかな?」
恵茉ちゃんは上目遣いで僕にお願いしてくる。それはズル過ぎるって!
「う、うんわかった」
僕はさっき瓶があった場所に行って何を持っていくか迷った。
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