概要
B.C.251、シチリア、パノルムス(現・パレルモ)にて
【あらすじ】
紀元前251年、シチリア島は第一次ポエニ戦争、すなわちローマとカルタゴの戦場となっていた。
そのシチリア島のパノルムス(現在のパレルモ)において、共和政ローマ執政官(コンスル)メテッルスと、カルタゴの将軍ハスドルバルが対峙する。
ハスドルバルは、カルタゴ自慢の戦象部隊を率いており、メテッルスはこれにどう対抗するのか……。
【登場人物】
メテッルス:ローマの執政官(コンスル)
ファルト:その副官。
カトゥルス、アルビヌス:ファルトと同様に、メテッルスの幕僚。
アルキメデス:シチリア島の自由都市シラクサの学者。
ハズドルバル:カルタゴの将軍。戦象を操る。ハンニバルの兄弟のハズドルバルとは別人。
紀元前251年、シチリア島は第一次ポエニ戦争、すなわちローマとカルタゴの戦場となっていた。
そのシチリア島のパノルムス(現在のパレルモ)において、共和政ローマ執政官(コンスル)メテッルスと、カルタゴの将軍ハスドルバルが対峙する。
ハスドルバルは、カルタゴ自慢の戦象部隊を率いており、メテッルスはこれにどう対抗するのか……。
【登場人物】
メテッルス:ローマの執政官(コンスル)
ファルト:その副官。
カトゥルス、アルビヌス:ファルトと同様に、メテッルスの幕僚。
アルキメデス:シチリア島の自由都市シラクサの学者。
ハズドルバル:カルタゴの将軍。戦象を操る。ハンニバルの兄弟のハズドルバルとは別人。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!一神教が世界を制覇する以前、力強い神の息吹が確かに存在した
アラブの春で知られるチュニジアにはかつてローマ帝国と鎬を削ったカルタゴという国があり、現在の一神教とは全く違う信仰形態が存在しました。
ある意味カルタゴの勝敗が後世の一神教の伝播に影響を与えた事になったと思います。ローマが勝利し、後世にキリスト教を国教化しなければ、人類の多数を占める一神教徒的な文化や思考が現在とは全く異なったものになったかも知れません。
そう考えると、本稿で描かれているポエニ戦争の影響は人類史にとって、計り知れないほどの物であったと思います。
本稿ではサタンを超える旧約聖書の最大の敵であり、現在では信者も存在しない失われた神、バアルを崇拝する国が描写され、想像…続きを読む