概要
無能主人公が正義と悪の狭間で葛藤しながら正しさを見つける異能もの!
この世界には二種類の人間がいる。一方は異能力が使える者たちであり、もう一方は異能力の使えない者たちだ。
この分離が始まってから早数十年、異能力に対して賛成派と反対派の論争がまだ完全に無くなっていない頃、この物語の主人公である佐藤 零斗(さとう れいと)は高校二年生になった。
零斗は異能力者ではあるが、その実力は皆無に等しいと言っても過言ではない。
何故なら、彼の使う炎魔法はマッチよりも弱く、水魔法はジョウロより劣るからだ。
そんな彼が通う高校は、異能力者に能力の制御と正しい使い道についてを教える能力者専用の学校。
二年生からは実力に応じて複数の段階にクラス分けされるのだが、彼が配属されたのが最もレベルの高いとされる主人公クラスだった。
訳が分からないと気後れしている暇も
この分離が始まってから早数十年、異能力に対して賛成派と反対派の論争がまだ完全に無くなっていない頃、この物語の主人公である佐藤 零斗(さとう れいと)は高校二年生になった。
零斗は異能力者ではあるが、その実力は皆無に等しいと言っても過言ではない。
何故なら、彼の使う炎魔法はマッチよりも弱く、水魔法はジョウロより劣るからだ。
そんな彼が通う高校は、異能力者に能力の制御と正しい使い道についてを教える能力者専用の学校。
二年生からは実力に応じて複数の段階にクラス分けされるのだが、彼が配属されたのが最もレベルの高いとされる主人公クラスだった。
訳が分からないと気後れしている暇も
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- ★ Good!『正義』とは何か、『悪』とは何か。そして『主人公』とは?
異能力の使い手でありながら、周囲と比べて圧倒的に劣る実力しか持っていない男子高校生『佐藤零斗』。学園内での評価も『レベル0』と判断されるほどなのに、何故かエリート揃いの『主人公クラス』に振り分けられてしまい――。
68話まで読了しました。
『学園異能ファンタジー』と聞いて思い浮かぶような要素がキッチリ揃っており、軽快な文章とテンポ良く進む展開のおかげで、ライトノベルとしても非常に読みやすい作品でした。
使い道がなさそうな能力を持ち、学校内での評価や順位は最下層なのに、実は隠された使い道やチカラを持っていて――と、ベタな設定で安心感すらあります。
しかし内向的に見えて、たまに切れ味のあるツッ…続きを読む