概要
ヤマヘススメ! 登山はレジャーから攻略の手段になった。
20××年8月11日、世界中にある標高1000メートル以上の山、その山頂に突如発生した『山核』
そこから流れ出した魔素により、動植物が変質し魔樹や魔獣と化した。
人類にとって山は、登る場所から、攻略する場に成り果てたが、近代兵器などが使えない環境でもあり、攻略どころか氾濫する魔獣によって人々は生活圏を失いつつあった。
そんな雌伏の数年が過ぎ、魔獣から得られる戦利品によって特殊な武器や装備、そして異能を得た人類は『山核登頂隊(クライマー)』と呼ばれる山核攻略者と『山核狩猟隊(ハンター)』と呼ばれる魔樹、魔獣を討伐する組織を整備し反転攻勢に出た。
そして、彼らと、氾濫から一般市民を救う『山核救助隊(セイバー)』が組織された。
そこから流れ出した魔素により、動植物が変質し魔樹や魔獣と化した。
人類にとって山は、登る場所から、攻略する場に成り果てたが、近代兵器などが使えない環境でもあり、攻略どころか氾濫する魔獣によって人々は生活圏を失いつつあった。
そんな雌伏の数年が過ぎ、魔獣から得られる戦利品によって特殊な武器や装備、そして異能を得た人類は『山核登頂隊(クライマー)』と呼ばれる山核攻略者と『山核狩猟隊(ハンター)』と呼ばれる魔樹、魔獣を討伐する組織を整備し反転攻勢に出た。
そして、彼らと、氾濫から一般市民を救う『山核救助隊(セイバー)』が組織された。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!神山、霊峰。鬼哭啾々の境界に命がせめぎ合う。
山岳信仰や修験道など、古来から山は、異質な存在との境界でした。
本作では、標高1000メートル以上の山々に、現代の境界が現れます。
山核(さんかく)と呼ばれる異質な存在に隔絶され、国土とライフラインを寸断された日本は、山核狩猟隊による脅威の排除、山核登頂隊による境界の解放、そして山核救助隊による支援活動で、組織抵抗を開始しました。
主人公の開(かい)と百合香(ゆりか)は、山核救助隊で出会います。
それぞれに傷を隠し、弱さへの怒りを胸に沈めて、救うことでなにかをあがなうために。
一方で、山核からもたらされる異質な技能・物質をめぐって、人の欲望、政府の思惑、山の管理者として境界…続きを読む - ★★★ Excellent!!!まだ、序盤だが期待「大」!!からの、完結。面白かった。
今回は、読みはじめなのにレビューを書いてしまいました。
序盤から面白かったので紹介しておこうと思います。話が完結して、完読したらレビューを更新する予定です。
この執筆者の作品を多数よんできたが、今回は序盤から面白い。
きほん、説明文になりがちな序章の世界設定を、ストーリーの中にちりばめ、キャラクターが動きながら「ああ、なるほど。そういう世界なのか」と読者に伝える技術で退屈しない。序盤から没入感があるのに驚きました。
物語の「転換点」と「話の収束」で雑にならなければ、この作者の読後感は今までの作品からも良いことが分かっているので、星三つが期待できます。
作者じたいの成長を感じられる作品に…続きを読む