第12話
※えり先輩視点です②
あの日のメールはなんだかうまくかわされたような感じの返事をされてしまったが、あれから彼は部活に短時間でも顔を出すようになった
といってもリハビリもあるらしくミーティングに出てすぐに帰ってしまうなども多かった
それでも時間があるときにはマネージャーの手伝いなんかも率先してやってくれてその度に少しリハビリのことや学校生活のことなどを話していた
メールは1日1通程度の頻度で続けていた
真面目な子だからすぐ返事を返してくれるしあまり続けても気を遣わせてしまうなと思いわたしから制限していた
ふと彼がこのメールのやり取りをどう思っているのか気になったので聞いてみたいのだがメールで聞くか直接聞くか悩んでしまっていた
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