第16話

※えり先輩視点です⑥


1年間部活してきてえり先輩と出会って色々部活の話とかケガのこと、学校の勉強のこととかホントに色々話してきて楽しかったです

先輩のことがずっと好きでした

付き合ってください


驚いて彼を見る

いつも話をするときはまっすぐ人のことを見る彼が今はわたしのことを見ない

彼の耳が赤くなってるのを見て相当な勇気をだしたんだな

そう感じたと同時になんでわたし?という気持ちも沸いた

ひょっとしてドッキリ?罰ゲーム?

そう思ったら彼にちゃんと聞かなきゃと聞いてみた


ホントに?誰かに言わされたりしてない?

先輩のことホントに好きです

私かわいくないし、同級生とかは?

先輩美人だし、先輩のことが好きなんです


きっとこの場では多分私は決められないと感じ彼にそれを伝えた

そして来週また話そうと逃げてしまった


その日の帰りは何を話したのか

まったく覚えていなかった

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