第3話

部活に入ってからはすぐに先輩たちの名前を覚える作業

一番最初に覚えたのはえり先輩だった


そしてすぐに夏の大会のベンチ入り、レギュラー争いが始まり、俺もその中に入れてもらっていたため、えり先輩への気持ちは大会までは封印していくこととなった


夏の大会が終わり合宿に向けて夏休み練習が始まったが、俺はえり先輩達や他のマネージャーの手伝いをすることになっていた

右手を骨折してしまっていたので練習に参加できなかったのだ

内心、周りの選手達が練習しているのになと焦ってしまっていた

炎天下で部活に顔出しながらつまらない気持ちもあったが部活中にえり先輩と話せるのは楽しみでもあったので経過観察以外の日は部活に出ていた


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