たちばな きり と申します。 お気軽に紀里と呼んでいただけると嬉しいです。 無精髭もしくはワイルド髭とトラが好き。
刺繍に意を、糸に意味を、布に願いを、生の軌跡を。素朴な言葉、世界の有様、総てを糸と、布へと記す。精霊と在り、誕生を寿ぎ、軌跡を紡ぎ、刺繍に象る。部族を刻み、悦びを描き…続きを読む
この作品、ざーっと最初に読んだ時、エッセイかと思ったんですよ。つまり実話なのではないかと。世界には自分の知らない民族や文化もたくさんありますから、そういうものの体験記録なのかなって。 そしたらこ…続きを読む
どこを取ってもリアリティのある描写で、願いや思いを込めたセマザサ族の刺繍について、もっと知りたいと思ってしまいました。このお話がくれはさんの想像力によって生み出されたことのへ驚きと、創作の面白さ、…続きを読む
日記のような役目を果たす布を持つ民族の話。架空のお話でありながら、その文化のリアリティがすごい。海を越えて、大地をゆけば、どこかの山や川を過ぎたそこに、その民族は確かに存在する。そんな質感をも…続きを読む
もっと見る