概要
循環、浸透、殺人者(ジョーカー)は過剰に浄化する
可士和市の南北に位置する浄水場と下水処理場。処理場の沈砂池からナイフで刺され、顔を焼かれた死体が発見される。その死体は浄水場の作業着を着用していた。研究活動で浄水場を訪れていた無津呂風音(むつろかざね)は巻き込まれることになる。時を同じくして浄水場では、夜間点検時に施設の水槽の中からナイフが発見される。セキュリティが厳しい浄水場の中で誰がナイフを持ち込んだのか、そしてナイフの刀身が錆びていたのはなぜなのか。それぞれの施設の職員たちのイベント打合せの場で職員が再び殺される。会話が不得意(?)な無津呂は事件を解決するために奔走する。
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