主人公は、ある日突然、何者かの意思によって異世界へと転移させられる。
異世界へと転移してのち、人とは思えないような異様な行動をし始めるが、ある時を境目にレベルがアップする。

異世界間不等価変換という謎のスキルの発動で、自分の意思とは関係なく記憶がひとつずつ失われて行くのだが、なぜそんなスキルが備わっていたのか。
主人公には本人さえも知らない重大な秘密があるのかもしれない。

冒頭は淡々と主人公の行動が綴られて行き、到底普通の人間とは思えないような行為を自分の食欲を満たすために行う。そんな中、出会った白銀髪の女性に名を聞かれ、自分が誰だったかさえも思い出せなくなっていることに気付く。

少しずつ削られて行く記憶の欠片。
主人公がこの異世界にやってきた意味とは。

様々な謎が散りばめられ、はまっていくピースの先に、なにが待っているのか。
ぜひ、その目でお楽しみください。

異世界ファンタジーがお好きな方におススメです。

珍しい点や奇抜な面はありませんが、読ませる力はあります。気に入ったなら☆をつけてあげてほしい。

このレビューは小説のネタバレを含みます。 全文を読む（92文字）

このレビューは小説のネタバレを含みます。 全文を読む（229文字）

テンプレをかすめて豪速球で違う的に当ててくる展開に引き込まれます！主人公の設定を軸に謎もあり、続きが楽しみで仕方ない作品ありがとうございます！是非ともラストまでお供させて下さい！絶賛応援中。

38話まで読みました。簡潔で硬質な文体が超好印象。ぐいぐい引っ張っていってくれます。レベルアップ楽しいですね。元の記憶が代償になる設定が切なくも画期的。全ての記憶を失えば元の世界への執着も無くなるだろうと思うのですが、そこにはいろいろと（第2話絡みの）思惑がありそうな。主人公がどういう判断をしていくのか、見守っていきたいと思います。

スキルを得るための対価が、物語が進むに連れて、謎を深めて行くので新たなる感覚を呼び起こしてくれます。
（個人の感想です）

読めば読む程に、世界観に引き摺り込まれる事間違いなしです！

伏線回収や謎多きファンタジーがお好みの方は是非！

丁寧に良く練られた読みやすい文章、スカッとするストーリー
超お勧めです。