まず、頭をよぎったのは…『タイトル詐欺』だった。(勿論、良い意味である。)オッサンになってしまった…という題名から、ボヤキ的な何かと思いきや、本エッセイの正体は、過去の哲学者や偉人の言葉を現代に投げかける作品だったのだ。 私は、エッセイというジャンルで作者が自身の考えを『押し付ける』スタイルをよく見るのだが…これは余り好きではない。 しかし本作は『問い掛け』であり、読んでいて心地が良いのだ。 どうだろう? あなたも一緒に思考の楽しさを感じてみようじゃあないか。
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