オッサンになってしまった

朽木桜斎

近頃の若いもんは……

 のっけから「うわ~っ」となったと思いますが、この腐ったスポンジみたいなセリフを最初に言ったのは、誰あろう、古代ギリシャのミスター哲学者・ソクラテス大先生だったとか、違うとか。


 まあ、それはともかく、最近急激に、「年を取ったもんだ」「オッサンになってしまった」と感じるんです。


 なまじTwitterなんかやってるからなのか、若い人たちとの「感覚」のズレを、ひしひしと感じるのです。


 トレンドではやたら、昭和を否定する話題ばかりですし。


 しかし、何もやらないよりは、まだいいのではないか。


 そんなふうにもあもあと考える日々を送っております。


「縄が切れそうになったら、まず縄にかじりつけ」


 これはニーチェが残した謎の格言ですが、ひょっとしてこのことを指しているとか?


 ところで自分には、成人を待たずに夭折したおさななじみがいて、「彼が見れなかった景色を、いま自分は見ているのだ」と思うと、「もう少しがんばってみるか」なんて考えたりもします。


 自分もちょうど二十歳のときに大病を患って、いまこうして生きているのが、すでにミラクルな気がします。


 よくもそこから20年も持ったものです。


 ブラバせずにここまで読んでくれた方には感謝しかありません。


「老害ジジイが何か言ってるな」


 まあまあ、それ、わたしもかつて思っていました・・・・・・・・・・・・・・


 つまり、あなたもいずれは、ということです。


「賢者は歴史に学ぶ」


 だそうですよ。


 経験がごく個人的なものであるのに対して、歴史とはすなわち、「人類全体の経験」、ミクロとマクロの違いではないでしょうか。


「うっ、ぜえええええっ」


 落ち着け。


 まだ勝ち目はあるかもなあとか、ちょっと思ったりしてるんですが、それはおいおい。


 しぶい煎茶が意外とイケるという人は、暇つぶしにどうぞ。


 やる気次第でまた投稿します。


 ではでは。

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