リヴァイアサンとガルガンチュア
お世話になっております、朽木です。
久しぶりの更新になります。
「満足した豚であるよりは、不満足なソクラテスであるほうがよい」
これはジョン・スチュアート・ミルですが、いまの現状を見ると
「満足したソクラテスであるよりは、不満足な豚であるほうがよい」
のほうが近いように感じてしまって、なんだかな~な気持ちです。
本当はあまり、こういう愚痴っぽいことは言わないようにしているのですが、いくらなんでもひどすぎるありさまかと思いまして。
「概念を定義して、それに統治させよ」
としたホッブズ先生ではありますが、ここまで肥大化することは予見していたのかもで、実際に
「人間の作り出すもは、いつか必ず壊れる」
と「リヴァイアサン」の最後を締めくくっております。
リヴァイアサンが絶対無敵かつ不可侵の「統治機械」であればよかったのかもしれませんが、現実として
「一部の者が私物化している」
のが透けて見える気がします。
個人的にはリヴァイアサンよりもガルガンチュアのほうが統治者としてふさわしい気がします。
両者の違いは何か?
それは
「意思を持っているか否か」
ではないでしょうか?
もし現行のリヴァイアサンに意思が実装されたとしたら?
おやおや~っ!?
「誰かにとってのディストピアは、別な誰かにとってのユートピア」
何ものも相対的ですからねえ。
久しぶりにまともな文章?を書いた気がします。
わたしもマーラー先生と同じ文章をエピタフに刻みたいですね。
すっきりしたので今夜は枕を高くして眠れそうです。
ではでは~。
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