いろんなものを投稿しています。お好みのものがあれば、幸いです。ひっきょう、小説とは『たで食う虫も好き好き』と想いますので。
タイトルの通り、主人公のみーちゃんは殺人鬼です。この小説には、彼女がそうなるまでの過程が書かれています。詩のような文体で書かれる殺人鬼が誕生する瞬間がとてもよかったです。
読後、思わず両手を広げて、殺人鬼のみーちゃんを優しく抱きしめたくなりました。そして、自分の中にみーちゃんを探していた。誰もがきっと幾度となく犯している罪深い、いや、罪のない殺人。屍はいつしか山…続きを読む
みーちゃんは殺人鬼です。その言葉に偽りはありませんでした。徹頭徹尾、殺人鬼でした。小説というのはリアリティを追及すると、読んでいる人の心に手を突っ込んで内側から搔き毟ることができるのだとわか…続きを読む
みーちゃんは幼いころからずっと我慢を重ねています。つらいこと、悲しいこと、苦しいこと、彼女はすべてを飲みこみ、そして殺すのです。 この物語を読んだとき、恐怖を感じるか痛みを感じるか、それともい…続きを読む
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