タイトルの通り、主人公のみーちゃんは殺人鬼です。この小説には、彼女がそうなるまでの過程が書かれています。詩のような文体で書かれる殺人鬼が誕生する瞬間がとてもよかったです。
魔法と冒険と人殺しの話が好き。
殺して、殺して、殺して。心の葛藤と現実の世界の堺にいるかのような感覚になりました。読み終わったあと、感情の波が押し寄せてきます。これはなにも感じずには読めません。
こんな濃密でリアルな物語を1万字で描けるものなのですね。みーちゃんは殺人鬼です。このタイトル。色んな意味が込められています。全てにしっかり意味があります。文字だけで判断をしてはいけません。悲し…続きを読む
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