これはとっても罪深い殺人鬼のお話?

読後、思わず両手を広げて、殺人鬼のみーちゃんを優しく抱きしめたくなりました。
そして、自分の中にみーちゃんを探していた。
誰もがきっと幾度となく犯している罪深い、いや、罪のない殺人。
屍はいつしか山となり、ヒガンバナが隠す。
それを人は美しいと賞賛する。


読後、ついおしゃべりになってしまいそうな、とても奥行きのあるお話でした。
たまにはこんな作品を読んで、心の中身をぶちまけてかいかがでしょうか。

これ以上、罪なき殺人を繰り返さないように――。

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