独自の閉鎖空間に現れる、怪奇現象

本作は、警察学校に通っていた旦那さんから聞いた話を、奥さんがしている、というもの。

警察学校。未知の領域ですよね。
そんな場所に、怪異が出る。
旦那さんはさぞ大変だったでしょうと思うのですが、本作の旦那さんは怪異に慣れきっていて、淡々としているイメージ。

読み終わった後の読後感で言えば、警察学校にいる人間の方が怖かったなー、という印象です。

独特な閉鎖空間を垣間見る事ができる、どこか不思議な作品です。