ヴァーミリアン・エンデュミオン辺境伯家の華麗なる日常

冷めた家庭に生まれて三流大卒の底辺人生。
容姿も普通、年齢＝恋人無し。
何処にでもいる量産型歯車社畜の何をやっても上手く行かない人生に疲れ果てた末に激務過労死。
今際の際に来世こそは少しはマシな人生になるといいなと願い短い生涯は幕を閉じた。
生まれ変わった先はまさかの異世界
胸踊る異世界
しかし、生まれた先はしがない男爵家の穀潰し三男坊。
兄や姉は優秀らしく生まれた時から既に一ミリも俺は期待されて無かったようだ。
それどころか成人と共に既に放逐が決まっている始末。
行く先も宛も無く僅かな路銀と言う名の手切れ金を渡されて放逐される日がやって来た。
さて、これからどうしょうか？
そう言えば親ガチャなんて言葉を聞いた事があったなとふと以前の記憶を思い出した。
どうなるか分からないけど試してみるか
そんな所から始まるお話。