概要
人間はなぜ学校を必要とするか?学校は人間に何をさせようとしているか?
学校は、そこからほとんど全ての人間を社会へと送り込み、だいたい同じような人間として生きさせる。ゆえに学校化は実際に学校がある社会ばかりでなく、学校のない社会でこそより強くあらわれ、その欠乏は学校化への欲望をより強く引き起こす。そしてこの病は、その人間が死に至るまで終わらない。世界中に蔓延する学校化の構造的諸問題を、教育のみならず歴史・国家・経済・労働などの観点から問う。(全86回)※2017年3月より「note」にて公開していた旧版を改稿・再編集。
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