古今東西の名言を挙げられてらっしゃいます。混迷を極める今の時代、わかりみが半端ないです。自分を失いそうなとき、どこに向かうかわからない渦に巻き込まれて行きそうなとき、このたくさん用意していただいた言葉のいくつかが自分を支える糧になるのではないでしょうか。 作者様のコメントも極めて中立的で、理解を深めさせてくれます。
世界史や科学が好きな人に特におすすめのエッセイです。一番最初に量子力学の話で、波動と粒子の二重性の話もしていますので、多分、書いている人は、歴史が好きな物理専攻の人だと思いますが、とにかくわかりやすく書いてあります。愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶという言葉もあります。この毎日のエッセイは、朝5分かけて読む価値が絶対にありますよ!
第一話で、『如何なる天才とて間違う』という教訓を示す。――これから綴られる格言たちの最前提として、その第一句を挿入するそのセンスから脱帽する。凄い(語彙力)