とにかく心情が丁寧に描写されていて、主人公の迷いがよく見える。ぶれたり、同じ場所を回る思考がかなりリアルだった。不器用で、透明な大人と子どもの狭間が魅力的な作品だった。
登場人物たち、精いっぱい迷え!傷つけ!そう云ってやりたくなる。大学生――とのことである作者紫繭氏ともども、そう云ってやりたくなる物語。
多分どんな評する言葉を並べても空虚な言葉を送ることになりそうなので、ひどく動揺させられたとだけ書かせてもらいますかw自分にもはっきりわかんねえやところで、大人になった人間でも、戻れると思うかい? タクアン
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