概要
もし勝利の女神がいるとしたら、この甲冑の乙女以外の誰だというのだ。
「勝利王」シャルル七世の目を通した「救国の乙女」ジャンヌ・ダルク。
*複数のサイトとの重複投稿です。
――2021年9月11日、他の方からのご指摘を受けてジャンヌの出身地を「ドンレミ」に訂正しました(他の内容は不変です)。
*複数のサイトとの重複投稿です。
――2021年9月11日、他の方からのご指摘を受けてジャンヌの出身地を「ドンレミ」に訂正しました(他の内容は不変です)。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ジャンヌ・ダルクを見捨てたシャルル7世の心情が、ここにある――。
ジャンヌ・ダルク。
実在した人物であり、百年戦争でフランスの危機を救った16歳の少女――。
これだけでも「ジャンヌ・ダルク」には特異な人、特別な人という印象があります。
しかしフランスに尽くした彼女の最期は悲しいものです。コンピエーニュの戦いでブルゴーニュ公国の捕虜となり、シャルル7世に見捨てられ、イギリスに引き渡されます。そこで魔女裁判(宗教裁判)に掛けられるのですが、男装をして剣を振るジャンヌは異端とされ、火あぶりの刑に処されるのです。
私は彼女の存在を知り、歴史の流れを知ってからというもの「何故、シャルル7世はジャンヌを見捨てたのか」ということが、ずっと疑問でした。
―…続きを読む