第三章:夏の陽燃えてへの応援コメント
ジャンヌ=ダルクを見殺しにした薄情者という印象が強いシャルル七世ですが、彼なりの苦悩が色鮮やかに描き出されていて、感服しました。
でも、あの世できっと逢えますよと言ってやる気にはいまいちなれない(笑)。
当時にあっては、誰にもどうすることも出来なかったのだろうとは思いますが。
作者からの返信
コメントどうもありがとうございます。
シャルル七世も自分の罪を知っているからこその
「そなたと同じ場所には行かぬ」
なのでしょうね。
編集済
第三章:夏の陽燃えてへの応援コメント
はじめまして。
この度は自主企画にご参加いただきありがとうございました。
世界史に疎いわたしでも知っている、ジャンヌ・ダルクとシャルル七世のお話だったので物語に入りやすかったです。
死の間際までジャンヌの面影にとらわれ続けたシャルル七世の想いが切なくて、ほろっときてしまいました。
期待通りの作品を読ませていただいて、とっても満足しました。
もう一度、ありがとうございました!
追記
言い忘れたことがありました。
わたしもレスリー・チャン、大好きです。特に『さらば、わが愛/覇王別姫』が好きで好きで好きで……(エンドレス
まさかカクヨムで彼の名前を目にするとは思っていなかったので、ちょっと興奮して書き込んでしまいました。
作者からの返信
ご高覧及びコメントどうもありがとうございます。
敢えてジャンヌ・ダルク本人ではなくシャルル七世に視点を置いてジャンヌや寵姫のアニェス・ソレルといった女性たちの面影を浮かび上がらせるのが主眼だったのでそうしたご感想をいただけると嬉しいです。
なお、作中の女性たちの中では最後に登場するマチルダだけが架空の人物です。
刑死後のジャンヌの遺灰が撒かれた橋の名前から取りました。
追記
私もレスリーを知ったのは「覇王別姫」です。
彼自身とも重なる役だったと思います。
第一章:乙女は去りぬへの応援コメント
おはようございます。
早朝から拝見しました。
こういうの、好きです。
誤字がありました。
『停船命令』→『停戦命令』
一応、報告まで。
作者からの返信
おはようございます。
気に入っていただけて良かったです。
ご高覧及び誤字報告どうもありがとうございました。
早速訂正しました。
編集済
第一章:乙女は去りぬへの応援コメント
こんにちは。
ジャンヌ・ダルクを題材にしたお話、興味深く拝読しております。
風景や心情の描写が詳しく、そして丁寧に書いてあり、場面などが想像しやすいですね。
一つお聞きしたいことがあるのですが、ジャンヌの出身はドンレミ村と聞いたことがありますが、こちらではジャンヌが来たのはオルレアンとありました。もしかして諸説あるのでしょうか。
よかったらお答えいただければ幸いです。
*追記*
ジャンヌはドンレミ村出身なのですね。お返事ありがとうございました。
作者からの返信
拙作へのご高覧及びコメントどうもありがとうございます。
調べ直したら確かにジャンヌの故郷はドンレミ村でしたね。
オルレアンは奪還の地でした。
「オルレアンの乙女」と呼ばれていたので勘違いしていました。
これは直ちに修正しないといけませんね。
ご指摘どうもありがとうございました。
第三章:夏の陽燃えてへの応援コメント
企画参加ありがとうございます。
世界史のお勉強と、良いお話を同時に味わった感じがします。
ジャンヌとシャルル…二人の思いを考えると、胸が締め付けられます😭
とても良い作品でした!
作者からの返信
おはようございます。
ご高覧及びコメントどうもありがとうございます。
私は近現代中国が専門でして、シャルル七世に関してはむしろ今回書くに当たって調べて初めて知ったことばかりでした。
ただ、元から歴史小説にありがちな資料の引き写し的な記述は敢えて排そうと考えて書いているので、それが成功していれば幸いです。
本作ではジャンヌの無念の死をスタート地点にしてシャルルの栄華や孤独に焦点を当てました。
気に入っていただけて良かったです。
繰り返しになりますが、どうもありがとうございます。
第三章:夏の陽燃えてへの応援コメント
また読みにきます
第三章:夏の陽燃えてへの応援コメント
読ませて頂きました!
結果的に恩人であるジャンヌを見殺しにしてしまったシャルルの苦難と苦闘……彼に救いがあることを、あったことを祈らざるを得ません
作者からの返信
拙作へのご高覧及びコメントどうもありがとうございます。
これはジャンヌというよりは彼女の面影に囚われたシャルルの物語ですね。
実際のシャルル七世は政治的に対立した息子からの毒殺を恐れて絶食の果てに餓死したそうで(本文では完全な絶食ではなく最低限の食事にして命を繋いでいる描写にしましたが)、晩年の肖像画を見ると孤独や憂愁の影が見えます。
ただ、本文にも書きましたようにシャルル七世は刑死したジャンヌの復権を図って遺族に貴族の栄誉を与えるなど決して血も涙もない暴君ではありません。
だからこそ、最期に救いを持たせたつもりです。
第三章:夏の陽燃えてへの応援コメント
ジャンヌ亡き後のシャルル七世の迷いや後悔が胸打つ物語でした。
フランス史の中では名君と称されていいシャルル七世ですが、そんな彼の懊悩によってジャンヌの存在感が浮き上がる構成がとても素敵です。
作者からの返信
拙作へのご高覧及びコメントどうもありがとうございます。
ジャンヌ・ダルクの伝記を読んだ時にシャルル七世という人をどう捉えたら良いのか悩んだんですよね。
ジャンヌとの関係性で見れば彼女を利用して切り捨てた権力者なんですけど、アニェス・ソレルなどとの関わりを見ると決して血も涙もないタイプでもない。
そこから今回の作品に繋がりました。
編集済
第三章:夏の陽燃えてへの応援コメント
吾妻栄子様、この度は自主企画にご参加くださり誠にありがとうございます。歴史に疎い私でも聞いたことのあるジャンヌ・ダルクとシャルル7世の物語。シャルル7世には、ジャンヌ・ダルクを見捨てた非道な人物、という印象があったのですが、この物語を拝見して、その見方だけでは不足していたなと感じました。権力や政治、その他の様々な理由で、そうせざるを得なかったのではないか。シャルル7世がジャンヌ・ダルクを庇っても庇わなくても結果は変わらなかったのかもしれないと……。
一面を切り取れば誰でも残酷で冷血無比に見えるかもしれないけれども、人間は多面的な生き物で、『ジャンヌ・ダルクを切り捨てた』だけで、シャルル7世の人間性ははかれないのだと感じました。素晴らしいお話を読ませてくださりありがとうございます。(陳腐な感想しかいえず申し訳ありません。)
作者からの返信
早速のご高覧及びご感想、レビューまでどうもありがとうございます。
シャルル七世については作中にも書いたようにジャンヌの名誉回復もしているのですよね。
ただ、毒殺を恐れて絶食の果てに死ぬなど「勝利王」という呼び名に反して孤独な人物という印象を受けまして、そこからこの作品の着想を得ました。