第3話 棚ぼた少女
あたしの周りが騒がしい。
普段ならお葬儀かって言いたくなるくらい誰も喋らず朝食を取るくせに、今日に限ってはこっちを伺いながら喋り合う声が聞こえる。原因の、あたしの後ろで見張っている厳つい顔した大人は周りの子たちが食べる手を緩めていないか目を光らせながら(一回怒鳴っているからそう思う)、あたしの側から絶対に離れようとしない。
二分で食え、と言われて急いで食べているからか、ほぼ味のしないスープを気にしなくて済んでいることだけが嬉しい誤算だけど、他の要因が強過ぎて居心地は最悪としか言いようがなくて、本来なら嬉しい気分で締めくくれたはずなのにどうしてこうなった。
「ごちそうさま!」
こんな感じで、ここでの最後の食事は夢でうなされそうな思い出になってしまった。いきなり幸先不安なんだけど。
※※※
「やあ、急がせてしまって悪かったね」
見張っていた大人の後を追ってこれまで立ち入り禁止と言われていた通路の先を進んでいくと、見たことのない大人が集団と言えるくらいの数で通路内を歩いていた。その中を抜けて案内された部屋に入るとこれまた見たことのない格好をした長身の男、恐らく大人たちのリーダーはあたしと向かい合うように座っていた。真っ黒な縦長の帽子に真っ黒な衣服を着て明らかに不審者な見た目の男は手招きして近づいて来るようジェスチャーをしてきた。えっ、怖。
「怖っ」
あっ、やべ。
言っちゃった。しかも思わず顔まで逸らしちゃった。めっちゃ失礼なことしてないあたし?やばい?取り消しあるかこれ。
内心冷や汗がダラダラ流れているくらい不安を感じていたけど、黒服の男はそのことを気にした様子もなく笑い出した。
「いいね、面白いね君、面と向かって何でも言える子、私は好きだよ」
「…ありがとう、ございます?」
よく分からないが好印象を与えることができて結果オーライだった。今度こそ男の指示通りに近づいて側にある椅子に確認をとりつつ座る。
あたしが今日この場に呼ばれたのは訓練過程を終えて正式に国で雇われる立場に昇進したかららしい。三日前に突然報告された時は全く信じられなかったけど、今こうしてなんか怪しい裕福そうな男と対面していると不思議と一層現実味が増してきたりした。いや現実なんだけど。じゃなきゃ困るんだけど。
それもこれも周りの子たちのこと気にする意味ないな、って切り捨てたのが一番大きいと思う。変に助けようとしたら足引っ張られるだけだっただろうし。ていうか最近周りの子ら怖いし。病んでんじゃないのあれ?ほんと距離置いといてよかった。
「改めておめでとう。事前に報告されていたように、
うんうん、と笑顔で頷いて相手の言葉に同意する。
ほんとよく頑張ったあたし。自慢できるね。戻ったらいっぱい話そう。
「これから馬車で君を国へ輸送する、その予定だったんだけど、急ぎの要件ができてしまってね」
うんうん、…………うん?
「申し訳ないけど少し予定を遅らせることにした。それまでは引き続きここにいてもらう事になる。詳しいことは」
「嫌です!!」
「え?」
「嫌ですと言ったんです!お断り!拒否します!!今すぐ連れて行って下さい!!」
「ええぇ……」
ええぇ……、じゃない!何を言い出すんだこいつは!
不審者男がすごく困った顔をしているが知ったことじゃない。あたしがこの日をどれだけ待ち望んだのか分かっているのかこの趣味悪野郎!抗議だ!徹底的に抗議してやる。なんでも言うことを許した方が悪い!!
「やーだー!今すぐ連れて行ってー!家族に会いたいー!美味しいご飯が食べたいー!」
「ええっと…ごめんね、できないんだ」
「嫌だー!ここ臭いもーん!大人みーんな臭いし!怖いし!うええええぇぇん!ここから出してー!!」
「ううーん……、なら君には美味しいご飯と、1人部屋、それと大人には全員清潔を保つように伝えておくから、いいかな?」
駄目に決まってんだろ!!全然足りんわボケ!!
「うええええええぇぇぇぇん!!」
と嘘泣きしつつ、割と好条件引っ張り出せたなと冷静に分析できたりもする。本心では全く納得いかないが無理なものは無理だと流石に理解できる。ごねて変わるなら幾らでもするが。
にしても勢い任せに言い過ぎたけど意外と相手が優しい対応をしてきて助かった…………もう少し欲張るか。
「ぐす、……大人怖い…命令されたくない」
「うーん…、なら少し早いけどこれを渡そうか」
胸元から小さな箱を取り出して渡して来るので、鼻を
一度顔を伺って、どうぞ、と合図がもらえたので開けてみると、中には盾が描かれた銀色の円形装飾品が入っていた。
「それを見せれば誰も君に命令することはできないから。衣食住の問題も解決するし、どうかな?」
「……うん、分かった」
なんか良い物を手に入れた。
ごねて良かった。素直にそう思うが、今後は相手に気をつけよう。これがいつもの大人たちだったら殴られて終わりだったろうし。
「よし、じゃあ話はこれで終わりになるから。ひとまず今日は今から呼ぶ人に詳細を伝えるからその人の指示に従ってね。私はこれで失礼するから、また後日ゆっくり話そう」
言うだけ言って、颯爽と部屋から出ていく後ろ姿を扉が閉まるまで鼻をスンスン鳴らしながら見送る……よし閉じた。
とりあえず呼ばれた人が来るまで暇になったのでさっき貰った箱の中身でも出してみよおっと。
……ふむ、盾の絵は見たことない形をしているし、裏には数字…、後何だこの布?ざらざらしてる…どうやって飾るんだこれ?布いらなくね?
「おう、16番。今からお前を部屋に案内する。さっさ、と…」
扉が開かれて1人の大人が入ってきた。不審者男が出てからそんなに時間が経った気がしなかったけど、それだけ手に持っている装飾品への興味が尽きなかったのかな?まあ売れば結構な価値がつきそうだし。そう言う意味ではあたし好みではある……にしても、なんであいつあんな慌ててるんだ?これそんな珍しいのかな。
試しに大人に向けて装飾品を見せてみる。すると一層慌てた様子で身体をビクッとさせた。
「お前…なんで、そんな物持ってる…」
「貰ったからですが?」
「貰った!?お前がそれを!?…なんでだ、俺たちそんな話聞いてないぞ…」
大声出してからぶつぶつ独り言を言い出した。何言ってるのか聞こえないけど向こうにとって予想外のことが起きたのだけは分かる。
これってなんで貰ったんだっけ?ごねて、確か少し早いけど、とか言ってて……あ、これ憲兵の証みたいな物か、あ。
あたし憲兵になる→憲兵偉い→あいつらビビる=あたし格上だぁかぁらぁ。
閃いた。めっちゃピンときた。これしかないでしょいやまてスラン、さっき軽率な行動をしたばかりだ、もしかしたらあたしの勘違いかも知れない、まずは確かめようそうしようさてどうやって確認しようか……取り敢えずこのまま近づいてみよう、…おお、やっぱり驚いてるなこれは、でもこれだけじゃあなぁ〜、あ、そういやこれ金具付いてたな、どれどれ…お、なんか針みたいなの出てきた……もしかして着けるのかこれ?
物は試しと、一先ず服の首元真ん中に着けてみた。ドヤァ。
「うっ……」
明らかにたじろいだ。しかもゴクって唾も飲んだ。…こいつビビったな。
確信した。その瞬間、あたしは遠慮を捨てた。
「おい」
「な、なんだよ…」
「はぁ?なんだよ?口の聞き方がなっていないんじゃないか格下がぁ!!」
「うぐっ…」
敢えて格下を強調してみたけど、そこを否定しないってことは間違いない。こいつ、いやここにいる大人全員私より格下だ!!
「ほら、なんて言うのか分かるだろ?んん、もしかして分からないのかぁ?お前らそんな頭の悪さであたしたちに命令してたのか、ああん?」
「も、申し訳、ございません…」
「そうだろうがぁ!上官に逆らったらまずは謝罪だろうが!なんでそんなことも言わなきゃ理解できないんだ!馬鹿なのかお前は!ああ馬鹿なんだなお前は!はーはっはー!!」
たーのし〜!!
やばい、これはクセになる。こんなことが待っていたなら喜んで延長を受け入れていたわ。ああ、これもごねた賜物か。やっぱ最高だあたし!
「ぐ、ぐぐ……」
「ああ?なんだその反抗的な態度は?まさか逆らうのか?この!証を!持った!あたしに!逆らうのかぁ??」
「ぐぐうっ…、い、いえ、なんでも、ありません…」
「なんでもないこたぁないだろぉ。ムカついたか?ムカついたのか?そりゃあムカついたよなぁ。あたしみたいな子供に見下されてさぞムカつくだろなぁ。あーはっはー!!…もっと味わえ」
拳を強く握って我慢している姿がとても滑稽で清々しい気分になっちゃうな♡
このままこいつを弄り続けるのも最高のひと時になるだろうけど、折角だし別のこともしようかな。
「さて、それじゃお前の汚い顔も見飽きたし移動でもしようかな。あっ、もう用はないからさっさとどっか行っていいよ〜」
「なっ!?待て、…下さい…」
「…はぁ〜?何?」
「…勝手な行動は、困ります。こっちの指示に」
「何?命令?あたしに?あんたが?何様のつもり?」
相変わらずあたしに睨まれると情けない姿を晒して大人がビビる。こう何度もこんな様子の大人を見てると、あたしの中で新しい何かが生まれそうな気がしてくるが、そんなことは知るよしもなく、大人は負けじと食い下がってきた。
「だから!勝手な行動は駄目なんです!じゃないと俺たちが何言われるか」
「知るかぁ!!そんなのはお前らでどうにかしろ!!それとも逆らうか?憲兵のあたしに逆らったらどうなるか分かっているのか!!」
「ひいっ、し、失礼しました!もう何も言いません!で、ですから何卒制裁だけは、それだけはご勘弁を!!」
懇願するように頭を地面に触れるくらいまで下げて泣きそうな声で叫ぶ大人。その姿を見て興奮した気持ちが一気に冷めていくのを感じた。
……え、そんなに?そんなに怖いの憲兵って。え、怖い。なんかあたしも怖い。あんな偉そうにしていた大人がこんなになるくらいなの?
どうやらあたしは、思っている以上にとんでもないものを手にしたようである。
いけない。こっちまで落ち着かなくなってきた。ひとまず咳払いでもして…ん、んん。
「わ、わかればいいんだ。ならさっさとどっか行け。あたしは1人で行動するから」
「は、はい!!」
逃げるようにこの場から一目散に離れていく大人の姿が十分に離れた距離まで移動したのを確認して、大きく息を吐いて再度気持ちを落ち着かせる。
改めて、自分がやったことを振り返ると凄いことをしたなと思う。ついさっきまであたしに命令していた大人があれだけ怯える地位を手に入れてしまった。何をやってるところなんだろ。大人に罰を与えるのが仕事なのかな?なら魔物関係ないよね。うーん……、分からん。
今考えても答えがでないことは一先ず置いておき、あたしもここから離れて移動することに決めた。と言っても、行き先は全く決めていないし、大人たちのいる方へ行くとまたさっきみたいなことになりそうだから、それはまた後でしよう。
てなわけで、大人との接触を避けるためここまで連れてこられた通路の、その先へと繋がる進路を進むことにした。それでも大人と出会うなら仕方ない。一緒のことをするだけだ。
しかし、進んでも大人どころか人の気配すらしない。幾つか扉を見つけて中を覗いて見たりもしたけど、空の檻や地面に血痕があったくらいで珍しいものは見当たらなかった。魔物置き場か何かなのだろう。
見慣れた光景に飽きてきてそろそろ大人たちを弄りに行こうか検討していた時、扉の先で下へと繋がる階段を見つけた。
「おお」
思わず声を上げるほど気持ちが昂ってきた。そうそう、こんなのを待っていたのだ。あからさま秘密の通路っぽい場所をあたしは迷わず進むことに決めた。
「うえぇ、真っ暗ぁ」
扉を閉めると通路から差し込んでいた明かりが無くなり完全な暗闇の空間になったので、少しでも明かりを入れようか考えもしたけど、こう言うのはバレないように動くのが醍醐味なので我慢することにした。
壁に手をつけて恐る恐る階段を降っていく。視界が機能しなくなって、自分の足音だけしか聞こえない空間の中を進むのは思っていた以上に怖くて割とすぐ引き返せばよかったと後悔した。しかし、すでに少し階段を降りてしまい、見えない中階段を上がる方が怖いと感じたので今更戻れず決心して階段を降りることに------。
あっ、踏み外した。
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?」
※※※
気がつけば視界には石造の天井が映っていた。
「あいったぁ〜」
悲鳴を上げる身体(主にお尻)を起こしてお尻を摩りながら辺りを見渡すと黒い大きな布が被せられた物体がいくつも置いてあることに気づいた。天井をよく見ると火の灯ったランプが部屋全体を照らせるくらいの数はぶら下げられていて、なんで階段にこれを設置しないのかを考えると腹が立ってきた。
「む〜、意味分からないぞ設計者。会ったら絶対文句言ってやる」
顔も知らないから会ってもどうしようもないことでも取り敢えず口に出さないと気が済まず、痛みの引かないお尻を摩りながら布の被った物体に近づく。布に触れるくらいの距離まで近づくと、聞き覚えのある低い獣の唸り声が聞こえた。
……なるほど。
あたしは中にいる物を察して確認しようとした浅はかな考えを切り捨てた。それから布越しの物体からどれも似たような声が聞こえてくることを確認してここが魔物の管理部屋であることを理解した。
確かにここは良い場所だと思う。魔物が暴れても夜な夜な気になることもないし、見張っていなくてもこの檻の強度は今までの訓練でよく理解している。もし脱走した魔物がいても何らかの対策は流石にしているだろうし、最悪生き埋めにもできる。ただどうやって上に運んでいるのかは分からないけど、まあ実際に訓練場まで連れてこれているのだから手段はあるのだろう。
「ま、どうでもいいや。さーて、他には何かないかな〜」
言葉に出して自分の意志を固める。どうでもいい。そう言い聞かせて無関心を決め込む。だってどうすることもできないし。なら下手に考えない方がいいに決まってる。最初にそう決めて、誰も見ていない今でも安易な行動は起こさない。何か出来ても、それが行き過ぎた行為だと判断されればあたしの立場が危うくなる。
なら何もしないが一番。憲兵になってもそこは変わらない。
「あれ?」
奥に進むと、布が捲られて中身が見えている檻が置いてあった。大きさも他のより一回り小さく明らかに小型の魔物用に作られた檻の中には見たことのない魔物が入っていた。
「ネズミ?」
形状はネズミ、しかし大きさはネズミにしては大きい方で枕くらいのサイズをしていて、毛の色は水色をベースとして白色の規則性の無い線模様をしている。それよりも特徴的なのが額にある鉱石のような物体。断面が綺麗で明らかに人為的な、鋭利な刃物で切り落とされた形跡が残っていた。
ここにいる魔物は大型の訓練用に捕獲された物しかいないと思っていたので、こんな小さな魔物がいることには驚きを隠せなかった。
「フーッ!」
「威嚇するくらいの元気はあるのね、っ!?」
ネズミ型の魔物の存在自体に気を取られて気づくのが遅過ぎた。慌てて後ろに下がって距離を取り魔物から目を離さないようにする。
何であの魔物、鎖に繋がれていないの!?
どれだけ頑丈な檻に入れていようが、魔物は強靭な肉体を駆使して敵の命を刈り取ろうと瞬時に行動を起こす。実際に不用意に近づいた間抜けが檻をこじ開けて爪を伸ばした魔物に引き裂かれて殺された話をここに来てすぐに聞かされた。中には魔力で超常的な力を引き起こす個体もいる、と。なので檻に入れて、更に力を抑制する加工がされた鎖に繋いでようやく対等なのである。
そのため、決して魔物相手に油断してはいけない。ましてや、
完全に気を抜いていた。あたしはあの魔物について何も知らない。あの魔物が枷が無ければあれくらいの檻を問題にしない個体だったら確実に死んでいた。
そこで気づいた。何で鎖はなくて布が被っていたのか。もしかしたら布は鎖の代わりだったのでは?だったらこの瞬間、何かの拍子で布が取れたら……。
身体中に悪寒が走る。既に部屋の中央まで進んで武器も持たずただ1人、あたしは無様にも自分から死地に足を踏み入れていた。
「は、はは……」
呆れた笑い声が自然と出てしまう。何が無関心だ。いつから魔物に上から目線でいられる程強くなったつもりでいた?あたしがどれだけ敵意を見せなくても魔物は関係なく襲ってくるのに。
身を引き締め直す。反省はここを出てから幾らでもできる。まずは目の前のネズミから集中を切らさないように------。
「キュ、かはっ」
「は」
突然だった。互いに睨み合っていた様子から、ネズミがいきなり血を吐いた。小さな身体から少量ではない明らかな異常が見られる吐血量に思わず、
「動くな人間」
動こうとしていた身体が停止した。気づけばネズミの側には小さな翼を生やしたトカゲ型の魔物?が浮いていた。トカゲは檻を両手でねじ曲げて侵入しネズミに触れると苦しんで血を吐き続ける様子が徐々に収まり、やがて容態は落ち着いて整った呼吸をし始めた。
状況の理解が追いつかないあたしはその様子を見守ることしかできなかった。
「…よし、おい、そこのクソガキ」
聞き間違いじゃなかった。今度は確実にこの目で魔物が喋っているのを見てしまった。間違いなくやばい個体。それに翼の生えているトカゲのような見た目、……まさか、龍型…。
御伽噺の存在が目の前にいる。
「おいこらクソガキ!さっさと返事しろボケ!!」
「ぅえっ!?はっ、はい!!」
怒られた。殺されるのでもなく、無視させるのでもなく、怒られた?
「光栄に思え。俺の爪の垢程度の価値をテメェに与えてやる。感謝の気持ちを抱いて言うことに従え」
…………………え?
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