主人公は男のヒドイ仕打ちに復讐すべく丑三つ時に神社へ。藁人形よし、カナヅチよし。釘を忘れたなんてこともなく現場へ到着。そこで出会った不思議。いや、必然か。ほんわかな雰囲気でかわいい仕上がりでした。らぶらぶ。
お金を搾取され恋人に捨てられてしまった主人公。彼を呪おうと神社に丑の刻参りにやってきた彼女は、同じく呪いに来た青年と出会って……?なんとも優しい、いややってることは呪いなので優しくはないんですけど、優しい雰囲気の物語でした。悲壮感漂いすぎず、一日ずつ前に向かっていく丑の刻参り。こんなホラーなら私も体験してみたいかも?
私、神山千鶴には付き合って三年になる彼氏がいた。しかし、彼氏は浮気をしていた。 丑三つ時に、丑の刻参りを行うことに。途中からの笑える展開。さすがです。笑えますし、ラブリーです。タイトルも内容を表してていいです。名作!
ポピュラーな呪いの儀式、丑の刻参り。いろいろとお作法もあるのですが……。不気味で恐ろしいイメージのある丑の刻参りを、めちゃくちゃチャーミングでキュートにしあげた作品です。こんなポジティブな呪いがあったでしょうか。お見事です。
読んでる最中何かの呪いにかかったように「ニヤニヤ」しました。
お題をいただいて。ホラーにしようか、ミステリーにしようかまだまだ考え中なのに。一瞬にして両方を凌駕した作品を書くなんて! すごすぎる!そして面白い! 読んでみてくださいね!
出会ったきっかけが恐ろしすぎる。なのに始終ほのぼのしてんですよ……ひぇ……まあでも、1番ホラーなのはこの物語をお題が発表された瞬間に公開した作者さまだと思う…。
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