貫いて、爆ぜて惑わせ、輝いて。

タイトルが長いので簡潔に一文で。
「クラスごと異世界に飛ばされた子供たち(と先生)が椅子を投げたり何やりして魔物を倒しまくり、世界を救う」話です。

レビュータイトルの動詞は全部椅子がします(椅子が「する」って何だよ……)。

つまり、椅子が貫通性能を持ち、爆発し、敵を撹乱、そして明かりにもなり、風呂やテント、トイレにもなり、冷蔵庫も作り(何故かクーラーは作れない)、回復性能を持つなどなど、椅子が万能すぎる世界線での物語です。

何だよそれ……と思った人。読んでみてください。普段使ってる椅子、こんなに可能性あったっけ……ってなりますから。

子供たちの自由な発想で椅子がどんどん変化して、ここに立派な「椅子哲学」が生まれます。

きっとあなたも「椅子とは……」となるはず。
一緒に椅子について考えませんか(何だこの終わり方)。

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