概要
「死んでるだろ、これ」「いいえ、あくまで心臓が止まっているだけです」
第10回ネット小説大賞 金賞 受賞作
書籍版発売中!
コミカライズ準備中
「ちぎれた手足も治せないヒーラーとか、要らないんだよねぇ!」
主人公エイダ・エーデルワイスは、ある日パーティーリーダーであるドベルクに呼び出され、戦力外通告を受ける。
貧民同然として生きてきたエイダは、自分を拾ってくれたパーティーメンバーに恩義を果たすため、甲斐甲斐しく尽くしてきた。
回復術士も聖女も貴重で、後方待機が当たり前の世界で、常に最前線に同行し、彼女は独自の治療を続けてきた。
おかげで仲間たちはいかなる死地からでも生還する英雄として、ついに勇者の地位を得るにいたった。
しかしこの不死身の武勲を、ドベルクたちは自分たちが強くなったからだと錯覚。
応急手当しかできないエイダにまで美味い汁を吸わせたくないと
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「ちぎれた手足も治せないヒーラーとか、要らないんだよねぇ!」
主人公エイダ・エーデルワイスは、ある日パーティーリーダーであるドベルクに呼び出され、戦力外通告を受ける。
貧民同然として生きてきたエイダは、自分を拾ってくれたパーティーメンバーに恩義を果たすため、甲斐甲斐しく尽くしてきた。
回復術士も聖女も貴重で、後方待機が当たり前の世界で、常に最前線に同行し、彼女は独自の治療を続けてきた。
おかげで仲間たちはいかなる死地からでも生還する英雄として、ついに勇者の地位を得るにいたった。
しかしこの不死身の武勲を、ドベルクたちは自分たちが強くなったからだと錯覚。
応急手当しかできないエイダにまで美味い汁を吸わせたくないと
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!流行りの追放物だけど劣らない新鮮さがある、エイダかっこいい!
自主企画参加作品レビュー1作目。
一話を読んで理不尽で酷いなぁと思いました。そんな理由で?って感じで。
追放はされる者が悪くない事が多いですが、本作もそうです。エイダ何も悪くありません。イライラしてざまぁされて欲しいなーと思いました。
そして、ヒーラーの異世界ジャンルを読んだ事がなかったので新鮮みを感じました。
あとエイダが助けるシーン、とにかくかっこいい。可愛いという姿はなく、正義感等がかっこいいので見所です!
何か周りに影響されず、常に自信のある立ち振舞い。立派でかっこいいし、好感が持てます。
1章まで読んだ感想です。 - ★★★ Excellent!!!異物をねじ込み捏ね上げた造形美
「ここに御座すをどなたと心得る!」とか「この桜吹雪を見忘れたとは言わせねぇ!」は好きだけど、「ざまぁwww」とか「もう遅い!」とかはちょっと苦手なんだよなと思いながらの読みはじめ。
型通りの追放劇を半目で読み進めると、魔法の存在する世界でなおざりにされがちな、応急手当の概念の登場。近世的な戦場の描写に、時折挿入される中世的な冒険者の存在に戸惑うも、次第に何も持たずに身一つで組織を改革して行く主人公の姿に引き込まれて行く。
銃後の改革だけに終始せず、クライマックスでは孤立する味方部隊の救出のため、巨大樹妖と大立ち回り。細かい伏線が縒り合わさっての勝利は、ご都合主義を感じさせず爽快。
可憐な少女…続きを読む