殺し屋君はニートな年上お姉さんを養っている。

神々廻　幸（ししば　さち）：生まれてすぐ、両親から捨てられ山中で泣いていたところを、山奥で隠居していた老父、神々廻　蜉蝣（ししば　かげろう）に拾われる。蜉蝣が業界では高名な元殺し屋だったため、その知識、技術の全てを叩き込まれ、十歳にして蜉蝣の所属していた組織に加入。殺し屋として非日常な生活を送る。淡々とした性格で感情を露わにせず常に冷静な青年。
神宮寺　澪（じんぐうじ　みお）：とある名家のお嬢様。四姉妹の長女。特に理由なくやりたいことをしたいがため、ニートとなった。実家では一切部屋から出ず、体裁の悪くなった両親に家から遠く都内のとある街にて放り出されることとなった。行く当てもなく立ち尽くし、ナンパ男たちに絡まれていたところを幸に助けられたことで関係が始まる。

これは日常を知らない殺し屋と日…続きを読む