日記の切れ端

 ドキュメンタリー風な様相を保ちつつ、機械が感情を訴えかけるというまことに逆説的な作品。
 データの全体像は知る由もないが、恐らくはごく初期の型であろうそれの言動に『たどたどしさ』という何とも人間臭い感覚を抱いてしまうのが本作の良さだろう。

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