これぞ傑作掌編。SFと掌編の相性は何故、斯くも良いのでしょうか。ほんの短い時間、けれど深く、言葉に浸りたい。そんなときにぴったりの作品です。
毛ガニが好きな道産子ですが、流れ着いた京都で小説を書いております。
人間だけではなく、機械にも儚さがあることに心を揺さぶられました。
作品に応援いただきましたご縁で、この物語に出会いました。読み終えましたので、レビューさせていただきます。本作はロボットをメインに据えての、孤独と愛の物語。それがまるで日記のような文体で書かれてい…続きを読む
宇宙からきた記録、そこに残されていたのはすれ違う気持ち……と書いてしまうとなんだかありふれたものになってしまいますが、この作品はさらに読み進めていくと、「ああ、こんなパターンもあったか!」と思わせて…続きを読む
ドキュメンタリー風な様相を保ちつつ、機械が感情を訴えかけるというまことに逆説的な作品。 データの全体像は知る由もないが、恐らくはごく初期の型であろうそれの言動に『たどたどしさ』という何とも人間臭…続きを読む
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