概要
バンガオオガクル、バンガオオガクル……
草壁 仁は自宅の裏に立つ廃墟で不思議なボールを見つける。
そのボールは怪しく光り、『バンガオオガクル』と叫ぶのだった。
ボールの意味を知った時、一体何が起こるのか⁉
約1万字 全5話です。
そのボールは怪しく光り、『バンガオオガクル』と叫ぶのだった。
ボールの意味を知った時、一体何が起こるのか⁉
約1万字 全5話です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!まるで何かの呪文のような…
『バンガオオガクル』
一見すると何かの呪文のようにも思えますし、物語を読み進めるうちに“そっちのことですか”と納得する気持ちにもなります。
父と子の物語です。無邪気な子供らしい息子が拾ってきたボールのような不思議な物体から父と子の日常が狂い始めます。
毎日同じ時間になると光を発して点滅するそのボールのような物体。
そしてその物体から聞こえる
“バンガオオガクル”。
不気味なのですが、主人公とその息子のキャラクターからか、途中はあまり怖さは感じませんでした。
親子の日常がまた読み応えがあります。
ですが、やはりミステリーでホラーですね。
ただ、ただ、“バンガオオガクル”と鳴るボールのよう…続きを読む