概要
空はゆっくりと――自分がこの世界を変えようなんて、思ってはいけない。
「すごーい! 橙君すごーい!!」
「たかーい! 橙君たかーい!!」
「ねえ、橙君。そこからの景色はどう見える?」
「ほら! 橙君。滑って降りてきなさーい!」
先生がいた。
ああ、そういうことか。
ちゃんと、滑り台の上にあがることが出来たんだ。
「ねえ? 橙君。早くすべって降りなよ!」
「みんなもさ、滑りたいんだからさ!」
ちょ、ちょっと待って。もう少し、ここに居させてくれないかな?
せっかく、あがることが出来たんだから。
ところで、ここは、どこの世界なんだろう?
やっぱし、よく分からない。
と思って、空を見上げた。
いつも、空はゆっくりと――
「たかーい! 橙君たかーい!!」
「ねえ、橙君。そこからの景色はどう見える?」
「ほら! 橙君。滑って降りてきなさーい!」
先生がいた。
ああ、そういうことか。
ちゃんと、滑り台の上にあがることが出来たんだ。
「ねえ? 橙君。早くすべって降りなよ!」
「みんなもさ、滑りたいんだからさ!」
ちょ、ちょっと待って。もう少し、ここに居させてくれないかな?
せっかく、あがることが出来たんだから。
ところで、ここは、どこの世界なんだろう?
やっぱし、よく分からない。
と思って、空を見上げた。
いつも、空はゆっくりと――
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