バニシング･ソウル

　高校一年生の徇は、美人だがちょっぴり変わり者で有名な女友達･美玲にストーカー被害の相談を受ける。被害内容や犯行時刻から、犯人は自分たちの学校の関係者――それも生徒の可能性が高いようだった。
　相手の将来を案じる美玲はできるなら警察沙汰にはしたくないと言う。徇はそれを承諾して彼女の護衛をすることになるのだが――。


※注釈
　本作には「バニシング･ツイン」の事と読み取れる文脈が一部出てきますが、実際の症例と作品とはまったくの無関係です。人格･魂･死に関する偏った思想が散見していますが、フィクションであることをご理解戴いた上で閲覧してくださいますよう、お願いします。