第6話 里佐土はスマホのマンティコアを倒せない
「ちょっと、トイレ行ってきまーす」
「ふぅー。回すか」
彼はパンツの中から、
「チッ。カスばっかかよ」
彼は声をひそめて、今日のガチャのメンツに舌打ちする。既存のメンバーを強化して、定期イベント戦に向かう。
定期イベントの相手はマンティコアだ。かなり防御力が高いため、フレンドのパーティーと協力して倒さなければならない。
「うわっ、空飛んできた。えっ、毒針? キモっ、チートすぎんだろ」
彼はマンティコアの規格外の強さに文句を言う。現実でも、マンティコア教師がドアの前に立っていると知らずに……。
(続く)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます