第26話 最強キマイラに!?
「オマエモモンスターニナラナイカ?」
悪魔のテディベアが、カウンセラー室に入った
「ダメよ、
「なります!」
「ちょ、
「よーし! ババババッバーバババーバー!」
悪魔のクマが手を振れば、
彼女の制服が、天空の城ラピュタのマッスルおっさんのようにちぎれ飛ぶ。現れた筋肉に焦げ茶色の獣毛が生えていく。首回りから胸・腹と、指先から手の肘までは焦げ茶色だが、それ以外は茶色い獣毛だ。
顔のそばかすは焦げ茶色の斑点になり、腕や上半身にも大きな焦げ茶色の斑点が出てくる。彼女の鼻と口は少し突き出し、犬に似た黒ずんだ鼻が小刻みに動く。人を一瞬で殺せそうな鋭い牙は、太いあごにかかるほど長く伸びる。
両足はくっついて1つになり、肌がゴムのような感触になって黒く染まる。ほとんど黒だが、白いだ円形の模様もある。足の先が二又の尾びれみたいになる。人魚姫のような下半身だ。
背中からは羽が生え、白い羽毛に茶色の線がいくつも入った模様になる。これは、まるで鷹のようではありませんか。
「フハハハハハハハ」
上半身がブチハイエナ、下半身がシャチ、オオタカの羽を持つ筋肉隆々のキマイラとなった
「サァ、マンティコアヲタオスンダ!」
「
悪魔のクマの右手が
(続く)
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