転生王女の言葉を信じるのは、両片思いの専属書記官

本作の面白いところは、転生者が主人公ではなく、王女となった転生者の専属書記官であるところ。
王女アリサは元日本人の転生者で、前世の知識が有用なため、その言葉を記すために専属の書記官がそばについている。それが主人公のカイです。
当然、前世が異世界人だったと言えば周りの反応はお察し……。
ですが、周りがアリサを軽んじようと、カイはアリサの言葉を信じ、書き留めます。

ですがですが!
その前世の言葉は『ピンポンダッシュ』のような役に立たないものが多い!

そんなコメディを交えつつ、その根幹には身分違いの両片思いという恋愛ファンタジーがあります。


そして最後に言いたいことは……

『酒は飲んでも飲まれるな』

です。
みなさんも気を付けましょう。

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