転生者を見守る、専属書記官が綴る物語。

『第七王女は精神を病んでいて、現実と妄想の区別がついていない』と噂される、アリサ王女であったが、時折驚くような考えや知識を発揮することに気付いた王妃。

自分は転生者だといい、前世の話をしては、不思議ちゃん扱いされている模様。しかしそれを才能と考えた王妃が、アリサ王女の話を記録するためにその内容を書き留めさせることにした。

それが、この物語の主人公、カイ(僕)の仕事で、第七王女専属書記官という肩書である。

物語の視点はこのカイ(僕)の視点で展開されるため、アリサ王女(転生者)視点ではないのが一番の魅力。

個性的な仲間とともに繰り広げられる物語や、カイ自身の謎まで。

さまざまな伏線があり、それはお話が進むにつれて明らかになっていきます。そのしっかり作り込まれた世界観に、ハマること間違いなし!

普通の転生物が物足りない方、そうでない方にも、オススメしたい作品です!


※私は三部四章まで読み終わりましたが、まだまだ物語は続きます。
先にレビューさせていただきました。

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