概要
道ばたにある小さな神様道祖神が行き交う人々を結ぶ物語
道ばたにある小さな神様道祖神。
第一志望の高校に落ちてがっかりしていた美森にはなぜかその姿が見える。
そして、行き交う人の悩み事を聞く手伝いを頼まれる。
気が乗らないままに通りがかった人の悩み事を聞いているうちに、大好きだった祖母との絆の秘密に行き当たる。
それは思いがけない物語だった。
主人公:女子高生美森15歳、朝読小説賞キャッチ:ゆく人来る人を結ぶ小さな神様が織りなすほっこり人情物語。
第一志望の高校に落ちてがっかりしていた美森にはなぜかその姿が見える。
そして、行き交う人の悩み事を聞く手伝いを頼まれる。
気が乗らないままに通りがかった人の悩み事を聞いているうちに、大好きだった祖母との絆の秘密に行き当たる。
それは思いがけない物語だった。
主人公:女子高生美森15歳、朝読小説賞キャッチ:ゆく人来る人を結ぶ小さな神様が織りなすほっこり人情物語。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!そうか。だから私も幸せだったんですね。
慕っていた祖母を失くし、第一志望の高校受験に失敗した主人公の美森とその前に現れた栗饅頭が好物の道祖神。神様が現れようが動じない美森。どうやら道祖神は亡くなった祖母のことをよく知っていたようだ。近所には弁天様もいて、同じく祖母のことをよく見かけていたとのこと。
道祖神は行き交う人の悩み事を聞いて解決する手伝いを美森に頼む。神様なのに人間を頼るのか、と美森は気乗りはしないが、なし崩し的に道祖神を手伝うことになった。そして道祖神の周辺で知り合った者たちと交流していく中で、美森は祖母の過去をたどっていくことになる。
過去を調べるヒントを示唆する弁天様と過去を知ることをやめるよう忠告する道祖神。
弁天…続きを読む