第3話転校生は天使?
家族会議(人生の終わり)から
3ヶ月たって今は高校1年になった。
この3ヶ月は苦労した。
女の子としての作法
下着や服の着方など
女の子として生きていくのに必要なのをみっちり教えられた。
「今日からは高校生かぁ。」
「結依、本当に大丈夫? ここ最近忙しかったでしょ?」
「うん、でもなんかとっても今は楽しいよ!」
僕はそうゆって利奈と一緒に高校に向かっていった
「結依は編入だったたよね?」
「そうだよ。」
「なら頑張って!」
「利奈、なんの事?」
その意味が分かったのは職員室に入ってからだった。
「貴方が特別編入枠の雪城結依さんね。
私は貴方の教師の七瀬(ななせ)双葉(ふたば)よろしくね。」
「はい、僕が雪城結依です。なんで呼ばれたんですか?」
「ここ、風美女学院は中高一貫教育なのよ。 だから、 編入生は、朝のホームで自己紹介あるから頑張ってね。」
「あ、はい。」
そして僕の印象が大変な事になる事はまだ知らなかった。
「はいはい、席に着け。ホームルーム始めるぞ、 とりあえず編入生を紹介する、 入れ。」
「僕は、雪城結依って言います。得意なことは、家事全般かな、人前に立つのは恥ずかしいけどよろすくね。」
少しはにかみながら、笑った。
「天使だ。笑顔が素敵すぎる。」
「ボクっ娘だ、可愛い。」
「胸大きい、負けた。」
なんか反応がやばくないですか?
え、こんなものなのか?
「はいはい、静かにホームルーム中だぞ。
雪城、 お前の席は、七瀬(ななせ)美香(みか)の後ろだ。」
七瀬美香と呼ばれた生徒が手を振っている。
「よろしくね。 七瀬美香だよ、美香でいいから。」
「僕は雪城結依、僕も結依でいいよ。よろしくね。」
「結依、隣だね。」
「白姫、 久しぶりだね。」
「白姫さんは、結依と知り合いなんだね。」
「幼なじみなんだ。結依とは。」
そんな会話をしていた時に
「美香さん、結依は私のだから、変な事しないでね。」
何故か白姫は美香に忠告のような事をしていた。
「大丈夫、白姫は敵に回したくないしね。」
「白姫、どうしたの?」
「分かっているなら良いのよ。」
満足そうに白姫は言っていた。
これから大変な事になる事をまだ僕は知らなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます