第5話部活動は、生徒会です2

「ま〜だそんな事やってやがりますか。」

「君は誰なんだ?」

そこにはちっちゃい子が居た

「この私を知らない? そんな馬鹿な。

風紀委員会会長一ノ瀬(いちのせ)子波(こなみ)なのですよ!」

「風紀委員会?」

「お姉ちゃんは、転校してきたばかりだから知らないよね。」

「結依お姉ちゃんよく聞いてね、 私たち生徒会は変人の集まりで、風紀委員会は、変態の集まりみたいなものだよ!」

何故か、利奈はキメ顔で言った。

「え?」

「鈴谷会長がドSで、涼宮先輩が脱ぎ魔で、桜宮ちゃんが同性愛者で、私がシスコンです。」

「え、 えぇ〜〜!」

その後私の頭の中が真っ白になった。

訳が分からない、どうしてこうなった?

「ちなみに一ノ瀬風紀員長は同性のストーカーです。」

その時、私の中の何かが外れた音がした。

「もう、なんでこんな目に逢うのよ〜!」

これからは、変態達による大変な学校生活が始まるのであった。

結依は、この時こう思った。

「私だけは、染まらない。 こんな変態達に負けない!」

「さぁ、お姉ちゃん仲良くしましょ。」

「さぁ私が虐めてあげるわ。」

「脱いでもいいよね。 誰も見てないし。」

「結依さん。私と付き合ってください。」

「こんな部活嫌だよぅ〜。」

「お姉ちゃん、これから楽しくなるね。」

「生徒会を廃部させて結依ちゃんを私が貰う。」

こうして結依の新しい部活が始まる。

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