番外編ノエルが来た日

雪城家に子猫のノエルがやってきた。

莉奈が調べて見たらノルウェージャンフォレストキャットって言う種類だった。

「結依お姉ちゃん私もそろそろ触りたいよぅ〜」

少し涙目になりながらお願いしてきた。

「うん、何でだろう? ノエル莉奈が嫌いなのかな?」

ノエルは何故か莉奈にだけ撫でさせてあげない。

「結依お姉ちゃんばっかりずるいよ!」

「餌とかあげてみたら?」

「ノエルご飯だよ〜」

面白いことにノエルは莉奈手に乗った餌を見向きをしなかった。

「お腹空いてないのかな?」

「ちょっと、ノエルまって急に方に乗らないで。」

何故かノエルは僕に懐いている。

僕が座ると膝の上に

僕が立つと頑張って肩に乗ろうとする

何で?

「結依お姉ちゃんの意地悪。」

「僕関係ないよね!?」

僕の苦労を知らずにノエルはあくびをしていた。


最初はノエルの寝る所は、リビングだったけど、僕がノエルをリビングに置いて行くとずっと鳴いている。

なので僕の部屋でノエルと寝る事になった。

相変わらずノエルは甘えん坊だ。

何をしていても僕の傍を離れようとはしない。

とりあえず勉強中は少し邪魔かな。

膝の上に乗って地味にフニフニするからこそばい。

「ノエルお願い勉強中はやめてよ〜」

「にゃ にゃ〜」

「ノエル何言ってるか分からないよぅ〜

ノエルは、可愛いな もふもふだよぅ 」

こんな所莉奈に見られたら嫉妬されるな〜

何故かどんな事をしても嫌がらない。

猫として大丈夫かな?

犬みたいに撫でても僕には何もしないのに、莉奈には噛んだりパンチするのに。

僕だけ特別?

まぁ、可愛いから何でもいいよね?

そうして雪城家に子猫のノエルが家族になった。

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僕が性転換したせいで周りの女子が百合に目覚めてしまった。 夜空 @yozora1093

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