概要
確かに私は真面目だと思ってるけれど、まともであるとは言ってないよね?
平日の深夜。高校生の俺はゲームをしながら夜中のノリで、「自分実は脚フェチなんですよね」と、年の離れた姉に言ってみた。
「うん……」と、それは何とも言えない顔をする姉。
その冷たい態度に堪らず、「何!? ええやん脚!?」と俺は叫ぶ。そして感情のままに、日頃姉へ感じている思いをぶつけた。
「姉ちゃんはさあ、そういうの無いん!? いっつも真面目な事しか言わへんやん!」
俺のこの一言がきっかけで、それまでベールに包まれていた、姉の偏った趣味が明かされる事になるだが……。
「あ。うち多分ねえ、骨が好き」
ああ。つまり骨フェチなのか。
――そう思っていた頃も、ありました。
※今作は、『とある姉弟の戦闘記録《バトルログ》』
「うん……」と、それは何とも言えない顔をする姉。
その冷たい態度に堪らず、「何!? ええやん脚!?」と俺は叫ぶ。そして感情のままに、日頃姉へ感じている思いをぶつけた。
「姉ちゃんはさあ、そういうの無いん!? いっつも真面目な事しか言わへんやん!」
俺のこの一言がきっかけで、それまでベールに包まれていた、姉の偏った趣味が明かされる事になるだが……。
「あ。うち多分ねえ、骨が好き」
ああ。つまり骨フェチなのか。
――そう思っていた頃も、ありました。
※今作は、『とある姉弟の戦闘記録《バトルログ》』