概要
ピアニストとショコラティエ。プロの矜持と、大切な人。
ショコラティエ匠とピアニスト響子シリーズ第三弾。
ほのぼの日常の二人ですが、今回は少しシリアス?
響子、大学生時代。匠、自立前の時代のお話。
二人の飛躍の舞台が真冬に訪れましたが、二人の様子は……?
短編です。
その他の匠響子シリーズはこちら。
『それでもこの冷えた手が』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888520627
『字句の海に沈む』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890082075
『夕紅とレモン味』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054891052738
ほのぼの日常の二人ですが、今回は少しシリアス?
響子、大学生時代。匠、自立前の時代のお話。
二人の飛躍の舞台が真冬に訪れましたが、二人の様子は……?
短編です。
その他の匠響子シリーズはこちら。
『それでもこの冷えた手が』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888520627
『字句の海に沈む』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890082075
『夕紅とレモン味』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054891052738
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!「苦さ」があるから「甘さ」がわかる。
プロのショコラティエを目指す匠と、プロのピアニストを目指す響子。この二人の物語は本当に甘いのですが、注目して欲しいのは「甘さ」の前にある「苦さ」です。
人間は何かと何かを比べて生きていると言っても過言ではない生き物。「苦味」があるから「甘味」がわかるように、意識せずに何かを比べていると思うのです。
今回も、失敗という「苦味」があるからこそ、上手くできた時の「甘味」を感じられるんだなぁと改めて思いました。
それともうひとつ。さっき「人は比べてばかり」だと言いましたけど、この二人は、お互いを比べてない。本当に二人にとってお互いが、唯一無二の存在なんだなぁと納得できました。
寒い冬にぴ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!チョコとピアノと甘い恋
こんなの、好きになるに決まってるじゃないですか…っ…(涙
…と、のっけから失礼いたしました(咳払い
恋愛小説は数あれど、大人の背伸びした感じと、青春のような恋の甘酸っぱさを内包した物語は、このお話を置いて、他にはないんじゃないでしょうか…。
本当に、匠の大人男子としての距離感のとり方(でも嫉妬もするし心配もする)と、響子さんの大人女子としての天真爛漫さ(そして匠さんに頼っちゃうところもある)が、すごくすごく、胸にきます。本当にこの二人の関係性が尊いのです…。
加えて、二人のバックで流れる甘いお菓子とピアノの音色も必見。読んでいるだけで、ちょっといいカフェにいるような、贅沢な時間が味わえ…続きを読む