ご覧じよ! これが地方の傾奇よ!

本作に拙作を書くに至った動機を準えるのはあまりにも過ぎた行いであろうか。
淡々と活き活きとした言葉の裏に、危機感という小太刀を構えた有様はまさに全て地方に共通するものである。
それを一つの旗印に戦う様は、まさに日の本一の傾奇であり、日の本一の武勇と言えよう。
文章表現、描写、内容など様々な観点はあるだろうが、それをすべて屠るがごとき熱意は表現の何たるかをこのカクヨムに顕現する。

願わくはすぐにでも南九州を回りたいのであるが、コロナ禍においてはそれも叶わぬ。
せめて声援をばと願うのは傲慢と知りつつ、精一杯の称賛と羨望を本作に贈りたい。






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