爽やかな舞台と一見スカッと系なのですがよく読むと結構ヒヤッとする話なんですよね。蜘蛛が巣を張って待っているような感じです。果たしてこの先主人公はどうなっていくのでしょうか…
佐楽(さら)と申します。 すきなものをゆっくり、書いていけたらいいなと思います。
甘くて酸っぱくて、シュワシュワっとして、冷たくて暖かい。そんな不思議なライムジュースの味がこの物語に広がっています。中学の同級生だった女子二人が、大人になり、子供を身ごもる年齢になり……。二人は…続きを読む
歌手でいうと、艶のある声質で声量があって、声域も広くて、当然のごとくピッチが狂ったりもしない。そういう歌い手が、十八番を歌っているかのような文章で綴られた、とても魅力的な小品です。※「小品…続きを読む
軽い目まいを覚えるような衝撃のラストが鮮やかです。結末がストンと落ちてきます。純文学的。
ドラマというドラマ、起伏という起伏もそれほどありませんが、日常の小さな岐路を切り取った甘苦いストーリーは、それを不可とは致しません。非常に丁寧に書かれている作品ですので、読み心地が良く、読後感もラ…続きを読む
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