この上なく邪悪な幻想美。触れてはならぬものに触れたくなる感覚をあますところなく放出し発散し続けている。花粉のように。 詳細本作。
皆様今日は。昭和世代のおっさんです。 ファンとして(※以下、敬称略) 小説・エッセイなら京極夏彦、司馬遼太郎、田中芳樹、澁澤龍彦。 漫画なら荒木…
何度か読ませていただいています。あまりにも、この世界に惹かれ過ぎていました。人間は本当に美しいものや怖いものを目にすると、足が竦むと云いますが、私は指が竦みました。わざと難しくしているのかし…続きを読む
高貴な文体で綴られる物語。ダークな世界観。そして、絶望が垣間見えるラスト。短くても心に残る濃厚な物語です。皆さんもぜひ読んでみてください。
厨二病小説という響きに惹かれ読ませて頂いたのですが、言葉の選び方が巧みでとても好きな表現の仕方でした。耽美な幻想小説が好きな方はこの表現の仕方は好むのではないでしょうか。しかし厨二小説であるのも確か…続きを読む
忌むべき子どもとして、生を受けた主人公には、聖女とされた妹がいた。 主人公は牢に閉じ込められていたが、妹がこっそり運ぶ食事で生きながらえていた。しかし、それが知られてしまったために、主人公は罰を…続きを読む
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