概要
艦これ大好きおじさんが書きました
二十七年前に突如出現した謎の敵性生命体・NOISE。知性が肉体を作り出すという彼らの生態は人類にとって未知との遭遇に他ならなかった。そして人類はNOISEと終わらない戦争に突入する。
皇国海軍第一航空戦隊制空隊パイロットの吉川零は、亡き両親が開発した人工知能・扶桑と共に最前線でその戦いに身を投じる。戦いを通じてNOISEと繋がる零と扶桑、肉体を得た人工知能の未来とは。
なろう・セルバンテスマルチです。
皇国海軍第一航空戦隊制空隊パイロットの吉川零は、亡き両親が開発した人工知能・扶桑と共に最前線でその戦いに身を投じる。戦いを通じてNOISEと繋がる零と扶桑、肉体を得た人工知能の未来とは。
なろう・セルバンテスマルチです。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!宙を翔ける日本の記憶
私はミリタリーや軍事関係とSFの融合が好きな人間として、この作品の素晴らしさをお伝えしたい。
まず戦争の歴史を一度でも遡った事のある人にとっては、この分野に於ける広範さがどれだけの物かをご理解頂けるはずだ。
本作では「加賀」や「扶桑」と言った、日本の過去に存在した船舶の名前が登場する。そして「かが」の様に今でも連綿と続く歴史は、作者の手により未来へと繋がっているのだ。
軍事関係の歴史や知識をテキストとして書き起こすには、どうしても硬派な文体にならざるを得ない。その難関を乗り越えた上にSF、未来へと昇華させたこの作品。
かつての海を駆けた「舟」を宙に翔ける「夢」へと変え送り出す本作では、単…続きを読む